鹿児島地方気象台は18日、薩摩・大隅半島では記録的な大雨になっているとして土砂災害に警戒を呼び掛けています。
九州南部では、梅雨前線に伴う雨雲がかかり続けています。
6月1日から18日午前11時までの降水量は、
鹿屋市吉ケ別府 1250.5ミリ
鹿屋市寿 1025.5ミリ
鹿児島市喜入中名町 1010.0ミリと、薩摩・大隅地方では1000ミリを超えている所もあります。
梅雨(6月~7月)の降水量の平年は、
鹿屋市吉ケ別府 1032.1ミリ
鹿屋市寿 848.4ミリ
鹿児島市喜入中名町 836.2ミリ
鹿児島 771.2ミリ で、今年はすでに梅雨の期間に降る量の雨が降っています。
これまでの雨で地盤が非常に緩んでいる所がありますので、土砂災害に警戒をしてください。
土砂災害の前触れは?
がけ崩れや地滑りといった土砂災害が起こる前に、
・地面にひび割れができる
・小石がぱらぱらと落ちてくる
・がけから水が噴き出す
・地鳴りがする
といった前兆が現れることがあります。
こういった現象が起こった時は、周囲の人にも知らせ、いち早く安全な場所へ避難することが大切です。
局地的 激しい雨のおそれ
薩摩・大隅地方では18日昼過ぎにかけて、種子島・屋久島地方では19日明け方にかけて、
局地的に雷を伴ってバケツをひっくり返したような雨が降るおそれがあります。
落雷や竜巻などの突風にも注意が必要です。