ゴルフのリシャフトとは、ゴルフクラブのシャフトを自分に合ったシャフトに交換することをいいます。ある程度プレーが安定してきてさらにいいスコアを目指したい人や、クラブが自分に合っていないように感じる人は、リシャフトを検討してもいいかもしれません。

ゴルフのリシャフトの目的やメリット、リシャフトの流れや注意点を詳しく解説しますので、今使っているクラブを自分に合ったクラブにしたいという人は必見です。

リシャフトとは?

リシャフトはゴルフクラブのシャフトを交換することです。シャフトとはゴルフクラブの柄のことを指しています。自分に合っていないと感じるクラブでも、リシャフトで自分に合ったシャフトにすれば、自分にぴったりなクラブにできる可能性があるのです。

本来クラブには純正のシャフトが使用されていますが、これはさまざまなゴルファーが使いやすいように設計されています。しかしスイングスタイルによっては、純正のシャフトが必ず相性がいいとは限りません。リシャフトして自分のスイングスタイルに合うシャフトにすれば、自分オリジナルのクラブが手に入ります。

リシャフトの目的は、自分に合ったクラブにして、スコアを伸ばすことです。スコアを伸ばすためには性能がいいシャフトに交換すればいいというわけではなく、自分のスイングの癖や特徴を理解した上でシャフトを交換することが重要になります。

リシャフトの4つのメリット

リシャフトにはいくつかメリットがあります。リシャフトを検討している人や、今のゴルフクラブが合わないと感じている人は、まずメリットを把握しておきましょう。

■1. 自分にぴったり合うクラブが作れる
なんといっても、自分にぴったり合うクラブが作れるのがリシャフトのメリットです。いくら高性能で人気が高いクラブでも、自分のスイングスタイルにそのクラブが合うとは限りません。シャフトを自分に合ったものに交換すれば、ヘッドの感覚はそのままに、自分にぴったり合うクラブが作れます。

■2. 飛距離が出る
シャフトはカーボンシャフトとスチールシャフトが一般的ですが、硬さや重さはシャフトの種類によってさまざまなものがあります。自分のヘッドスピードに合わせて最適なシャフトに変えれば、飛距離が出やすくなるため、スコアが伸びる可能性があるのです。

■3. 球筋が安定する
リシャフトのメリットは飛距離だけではありません。自分のスイングに合わせたシャフトに交換すれば、ミート率が上がるため、球筋が安定しやすくなるというメリットもあるのです。しっかりボールを捉えたショットが打てれば、狙ったところにボールを飛ばせるようになります。

■4. 買い替えより安い
交換するシャフトの種類や依頼するお店にもよりますが、クラブを買い替えるより安く済むことが多いです。クラブごと買い替えても、自分のスイングスタイルに必ず合うとは限りません。リシャフトならリーズナブルに自分にぴったりのクラブが手に入ります。

リシャフトする流れ

リシャフトするときは、リシャフトに対応しているお店でスイングを行い、ヘッドスピードや飛距離を計測してもらいます。その際にスイングの癖やバランスなども同時に分析し、どのようなシャフトが最適なのかを決め、またどのような調整法を取るのかも分析して決定します。

あとはお店にクラブを預けて、リシャフトしてもらうだけです。シャフトの挿入角度や挿入方法もスイングに合わせて調整し、自分に合ったクラブにしてもらえます。

リシャフトする際の注意点

リシャフトするときは、いくつか注意しておきたいポイントがあります。お店側も把握していることですが、自分でも把握して最適なシャフトに交換しましょう。

■素材
シャフトはカーボンシャフトとスチールシャフトがあります。基本的にはウッドにカーボン、アイアンにスチールの組み合わせがおすすめです。カーボンはボールが上がりやすくなるなどの機能を付け加えられるものが多いです。

パワーがあるゴルファーの場合は、ショット時にヘッドがブレづらいスチールを選びましょう。

■硬さ
シャフトの硬さはL・A・R・S・Xで表されています。ヘッドスピードに合わせて最適な硬さがあるので、お店で相談してみましょう。男性はRが一般的ですが、パワーがあるならSか中間のSRがおすすめです。

■重さ
シャフトの重さはそのクラブで振り切れる重さの中で、一番重いものを選びます。シャフトが軽すぎると手打ちになりやすく、リシャフトしても球筋が安定しません。

クラブがしっくりこない場合はリシャフトでベストなクラブを手に入れよう

市販されているクラブはさまざまなスタイルのゴルファーが使いやすいように設計されているため、スイングスタイルによってはしっくりこないことがあります。

せっかく購入したクラブが自分に合わないと感じるなら、リシャフトして自分に合うものに作り替えるのも一つの方法です。リシャフトは専門的な知識も必要になりますから、依頼するお店を厳選した上で、しっかり分析してもらって依頼しましょう。

リシャフトをすれば飛距離が出て、球筋も安定するのでスコアが伸びる可能性が高いです。コースに出てリシャフトしたクラブでベストスコアを狙ってみましょう。ラウンドするときは、tenki.jpの全国のゴルフ場の天気を活用するのがおすすめ!行く予定のゴルフ場の天気が細かくわかるので、プレーにも必ず役立ちます。