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春爛漫!知っていると楽しくなる春の野花の名前

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オオイヌノフグリとツクシ

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オオキバナカタバミ

オオキバナカタバミ

オランダミミナグサ

オランダミミナグサ

ハナニラと日向ぼっこの猫

ハナニラと日向ぼっこの猫

ニワゼキショウ

ニワゼキショウ



下を向いて歩こう?逆境でも、小さくても、与えられた環境で美しく咲く野花の世界

街のお花屋さんの店先では2月に入った頃から花種が増えて、いち早く春の訪れを告げてくれましたが、4月はますます種類も増え、私たちを楽しませてくれます。

庭先では、ハナモクレン、ユキヤナギ、アセビ、スイセン、菜の花、ビオラやパンジー、ラベンダー、ストック、クリサンセマム、矢車菊など色トリドリの花がそよ風に揺れ、道端では、こんなところに!と意外に思う場所にも春の野花たちが、きらきらと咲いています。今回はそんな野花の世界をのぞいてみましょう。


カタバミ~花言葉は「輝く心」「喜び」~

葉がハート形、ただし夜になると葉を閉じて眠るため、半分食べられたように見えるので、「片喰(かたばみ)」という名になりました。

写真のオオキバナカタバミは、南アフリカ原産の園芸用のものが雑草化したもの。このほか、紫の花をつける南アメリカ原産のムラサキカタバミも雑草化したものです。

カタバミは、繁殖力が旺盛で絶やすことが難しいため、武家が子孫繁栄を願い、家紋のモチーフとして好み、「片喰紋」は日本の十大家紋の一つです。カタバミは、背が低く、白、黄色、紫の小さな花を咲かせます。


オランダミミナグサ~花言葉は「聞き上手」「純真」~

ミミナグの名の由来は、厚くふくらみ産毛のような毛がはえている葉が、ネズミの耳のようだから。ヨーロッパからの外来種をオランダミミナグサとよび、日本在来の種類はミミナグサです。

ミミナグサは、清少納言の『枕の草子』にも登場します。

ある日、子どもが見慣れない草をとってきたので、清少納言が何という草かと尋ねました。答えられないのか、話が通じていないのか、子どもは黙っています。誰かが「ミミナグサ」と教えると、清少納言は「なるほど、耳なし草だから聞こえないのね」と言って笑ったというお話です。

葉を触ると耳たぶの蝕感を楽しめます。


ハナニラ~花言葉は「悲しい別れ」~

花言葉は、薄いブルーから連想させるのでしょうか?「花韮(ハナニラ)」の名の由来は葉や茎からニラのようなにおいがすることから、付けられました。英名は「Spring starflower」で別名「ベツレヘムの星」ともいわれます。同じ別名を持つアマナ(甘菜)と花姿が似ていることにちなみます。

日当たりと水はけのよい場所でどんどん増えて育ちます。日当たりが悪いと花のサイズが小さくなります。青白い色をよくみかけますが、紫、黄色、ピンクなどの色もあるようです。


ニワゼキショウ~花言葉は「豊富」「豊かな感情」「愛らしい人」「きらめき」「繁栄」~

白、ピンク、紫の花がみられます。淡青色で全体的に少し大ぶりのものは、オオニワゼキショウで、明治時代、北アメリカ原産の園芸用のものが雑草化したもの。

実はアヤメ科で、花はあやめには似ていないが、葉は類似している。日本人には可愛い花が昔から好まれ、雑草がかられた後も、ニワゼキショウだけは残されるようなことも多いのだそうです。

このほかにもハルジオン、タンポポ、スミレ、ノゲシ、ホトケノザ、ツメクサ、カラスノエンドウなど春の野花はたくさんありますね。

当たり前だった日常が、有難い日常だったと感じられる今日この頃です。そんな中でも変わらず野花が、私たちに新しい季節を知らせてくれます。

あなたは、何種類みつけられそうですか?

【参考文献】

稲垣栄洋「散歩が楽しくなる雑草手帳」東京書籍


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