春の季語にもなっている「潮干狩り」は、子どもからお年寄りまで気軽に楽しめる春のレジャーとして人気があります。たくさん採れるとそれがやみつきになることから、毎年楽しみにしている方も多いようですね。さらに、潮干狩り場内は遠浅のため、安心して子どもを遊ばせることができるのもいいですね。
今回は春のお楽しみ! 関東の「潮干狩り」人気スポットを4つご紹介します。

日本の「ウユニ塩湖」として話題の江川海岸
日本の「ウユニ塩湖」として話題の江川海岸

ふなばし三番瀬海浜公園(千葉県船橋市)

都心から近い潮干狩り場として人気の「ふなばし三番瀬海浜公園」。広々とした干潟で、たくさんの貝が採れます。コンビニに備えつけの端末機から前売り券を購入していくと、現地で入場券を買うために並ばずに済むうえ、一割引になります。また、芝生広場では、手軽にバーベキューをすることも! 器材や食材の持ち込みはもちろん、必要なすべての器材をレンタルできるプランや、食材まで込みの手ぶらで楽ちんプランなど、たくさんのプランが用意されていますので、現地に訪れる前にチェックを!(有料・予約申込み制)
ふなばし三番瀬海浜公園(千葉県船橋市)
●所在地:千葉県船橋市潮見町40 ●問い合わせ:047-435-0828
●アクセス:車/京葉道路「原木IC」より4km  電車/京葉線「二俣新町駅」よりバスで約10分
●開催期間:4月9日(日)~6月11日(日)●時間:営業日と時間は、公式HPの開催日程表をご確認ください
●利用料金:中学生以上430円、4歳以上210円、貸クマデ1本200円(返却時100円返し)
※アサリの持ち帰り料金は別途100gにつき80円

写真はイメージ
写真はイメージ

富津海岸潮干狩り場(千葉県富津市)

東京湾で一番早く潮干狩りが楽しめる富津は、外海に近いことから、海水がとてもきれいで、あさりの身もぷっくり。殻がしっかり閉じていて、貝の大きさのわりに重みのあるものを選ぶのがポイント!  今年はプランクトンが豊富で貝の成長がよく、味のよい3~4cmほどのアサリが採れるとのこと。掘っているうちにエビやカニなどの海の生物にも出会えるかも。
富津海岸潮干狩り場(千葉県富津市)
●所在地:千葉県富津市富津2307-2 ●問い合わせ:0439-87-2121
●アクセス:車/館山自動車道「木更津南IC」~国道16号線を直進20分
電車/JR内房線「青堀駅」よりバスで15分
●開催期間:~9月10日(日) ●時間:営業日と時間は富津漁業協同組合の潮見表をご確認ください
●利用料金:中学生以上(網袋付約2kg)1800円、小学生(網袋付約1kg)900円、4歳~小学生未満(網袋付約1kg)700円、超過料金1kgにつき900円

写真はイメージ
写真はイメージ

江川海岸潮干狩場(千葉県木更津市)

沖合に向かって続く電柱と海面に映る風景が幻想的と、日本の「ウユニ塩湖」と話題になっている江川海岸。実は潮干狩りでも有名なスポットとして知られています。採れる貝はアサリが中心ですが、ハマグリやアオヤギなどが混じって採れることもあるそう。4月15日~6月29日までの期間中「黄金のハマグリ」を掘り当てた人に「江川漁協焼のり」がプレゼントされるそう! これは見逃せません!
江川海岸潮干狩場(千葉県木更津市)
●所在地:千葉県木更津市江川576-6 ●問い合わせ:0438-41-2234
●アクセス:車/アクアライン連絡道「袖ケ浦IC」より約7km
電車/JR内房線「岩根駅」下車、タクシーで約6分
●開催期間:~8月11日(祝) ●時間:営業日と時間は、江川漁業協同組合の潮見表をご確認ください
●利用料金:中学生以上1600円(2kgまで)、4歳以上小学生まで800円(1kgまで)、超過料金1kgにつき900円

写真はイメージ
写真はイメージ

海の公園 潮干狩り場(横浜市金沢区)

横浜で唯一の海水浴場をもつ公園「海の公園」は、いつでも自由に潮干狩りができ、9月中旬頃まで楽しむことができますが、最適な時期は3月中旬~6月頃! アサリをはじめ、シオフキ、カガミガイ、マテガイなども採れます。
こちらは、利用料金も貝の持ち帰りも無料ということもあり、一人2kgまでと制限があります。
海の公園 潮干狩り場(神奈川県横浜市)
●所在地:神奈川県横浜市金沢区海の公園10 ●問い合わせ:045-701-3450
●アクセス:車/首都高速湾岸線「幸浦」~国道357号線で約2.5km
電車/金沢シーサイドライン「海の公園南口駅」「海の公園柴口駅」「八景島駅」より徒歩2分
●開催期間:3月中旬~6月頃までが適期 ●時間:公式HPの潮見表をご確認ください
●利用料金:無料(一人2kg以内で!)

── 潮干狩りにお出かけの際には、次の4点を事前に確認しましょう!
ひとつめ/クーラーボックスなどに保冷剤を入れて持ち帰ると、貝の鮮度が保てます。
ふたつめ/砂抜きのために海水も持ち帰る場合、空のペットボトルがあると便利。
みっつめ/貝の破片などでのケガ防止のために裸足はNG。長靴や足底が厚めのものを着用。
よっつめ/欲張らず、「赤ちゃん貝」は土にかえしてあげましょう。
潮干狩り場ごとにマナーやルールか定められているので、しっかり守って楽しんでくださいね。

写真はイメージ
写真はイメージ