わたぐもに 顔をうずめて 甘き旅。ちょっとなつかしい「食べるコットン」の世界へ (1/2) 〈tenki.jp〉|AERA dot. (アエラドット)

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わたぐもに 顔をうずめて 甘き旅。ちょっとなつかしい「食べるコットン」の世界へ

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顔より大きいお菓子って、いったい

顔より大きいお菓子って、いったい

わたぐも製造機

わたぐも製造機

ここにもカラフルな綿菓子が

ここにもカラフルな綿菓子が

綿菓子(わたあめ)はお好きですか? お祭りや学園祭をはじめホテルのビュッフェにも登場、いつも人が並んでいて、食べると大人も子どもも思わず笑顔になってしまう不思議なお菓子。真っ白な綿雲をもふもふかじるのは、とっても楽しいですね。七十二候『綿柎開(わたのはなしべひらく)』の季節です。食べるコットンのなつかしい世界へご案内しましょう。

綿菓子は、楽しい場所で売っています。職人さんでも自販機でも

「綿菓子の自動販売機」をご存じでしょうか。若者は信じてくれませんが、ちょっと前まではスーパーやゲームセンターの一角などに置かれていたものです。
100円玉を入れると、袋詰めの綿菓子ではなく、コインシャワーのように一定時間(量?)もくもくと綿が流れ出し、備品の割り箸に自分でクルクル巻き取って綿菓子が作れるのです。または、窓の中につつ〜と棒が下りてきて、目の前で綿をクルクルして作ってくれるお世話好きタイプも(時間はかかりますが)・・・最近では、大人が機械を探しあてて仲間と大きさや形を競ったりしてなつかしんでいるようです。ふわふわの綿菓子をかじるのは、いつも楽しい場所ですね。
世界で最初の電動綿菓子製造機が作られたのは、1897年のアメリカ・テネシー州。日本は明治時代でした。1904年、『 Fairy Floss(妖精のわた)』という名前でセントルイス世界博覧会に出展したところ大評判となり、一箱25セントで68,655箱も売れたそうです。
日本では、大正時代以降すっかり縁日の定番に。現在も世界各地で、街をふわふわ盛り上げています。
綿菓子機は、加熱する回転釜とそれを囲む受け皿でできています。たくさんの穴が開いた回転釜を加熱しながら高速回転させることで、溶けた砂糖が遠心力で吹き飛ばされ、すぐに冷えて糸状に固まります。それを割り箸でからめとっていくのですね。回転が速いほど急激に冷えて、きれいな綿になるそうです(この状態を『アモルファス』といいます)。小さな穴をいくつか空けた缶をハンドミキサーなどにつないでコンロで温め、自家製造してしまう人もいると聞きます。
砂糖は、詰まったり焦げたりしにくいザラメを使用することが多く、ザラメに色や香りを着けることも。砂糖の固まりといっても空気で膨らんでいるため、1本は70kcal前後と、意外にも屋台メニューの中では低カロリーのようです。

自分でクルクル作りたい・・・大きくて丸い綿菓子にするには?

ごちそうがいっぱいのビュッフェでも綿菓子機の前に人が並ぶのは、作る楽しさゆえでしょう。棒をクルクルさせながら雲を大きくするのは、食べる以上にワクワクしますね。まず芯となる綿を巻いたら、流れを棒で追いかけずに一カ所で巻き取るようにすると きれいな形になります。綿がすべって巻き取りにくいときは、割り箸をほんのちょっと湿らすとよいそうです。 棒を下に向けすぎないようにしましょう。


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