フォトギャラリー - 写真・図版 | 「プーシキン美術館展」を写真で紹介! 作品も見せます|AERA dot. (アエラドット)

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「プーシキン美術館展」を写真で紹介! 作品も見せます

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自画像の美術史(レンブラントの遺言) カラー写真 2016年作<本物の絵画だと錯覚する人も> プーシキン美術館での私の個展に出品したうちの一点。レンブラントの自画像をテーマとしている。 名品が並ぶ美術館での展示であったため、モスクワではこの作品を絵画だと錯覚する人もいた。しかしこれは、私がレンブラントに扮装し撮影した、セルフポートレート写真である。 レンブラントは青年時代から、この世を去る直前まで自画像を描き続けた。私はそんな「自画像の画家」の最晩年の作を題材に選ぶことにした。 かつては飛ぶ鳥を落とす勢いであったレンブラントも、晩年は不遇だった。しかし最晩年の自画像は、憑き物がとれたかのような表情である。棺の中では誰もが穏やかな顔になるのだと、レンブラントの自画像は語っているかのようである。(美術家・森村泰昌)

自画像の美術史(レンブラントの遺言) カラー写真 2016年作
<本物の絵画だと錯覚する人も>
 プーシキン美術館での私の個展に出品したうちの一点。レンブラントの自画像をテーマとしている。
 名品が並ぶ美術館での展示であったため、モスクワではこの作品を絵画だと錯覚する人もいた。しかしこれは、私がレンブラントに扮装し撮影した、セルフポートレート写真である。
 レンブラントは青年時代から、この世を去る直前まで自画像を描き続けた。私はそんな「自画像の画家」の最晩年の作を題材に選ぶことにした。
 かつては飛ぶ鳥を落とす勢いであったレンブラントも、晩年は不遇だった。しかし最晩年の自画像は、憑き物がとれたかのような表情である。棺の中では誰もが穏やかな顔になるのだと、レンブラントの自画像は語っているかのようである。(美術家・森村泰昌)



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