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初の公選都知事
初代 安井誠一郎
官僚 当選3回
在任期間1947年(56歳)~59年(68歳)
官選による東京都長官を経験後、初の公選で東京都長官に就任。そのまま、初代都知事に移行
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東京五輪の成功を託され当選
2代 東龍太郎
医師・IOC委員 当選2回
在任期間1959年(66歳)~67年(74歳)
東京帝国大学医学部教授を務めたスポーツ医学研究者。日本選出のIOC委員であり、5年後の東京五輪を成功させるために選ばれた
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「ストップ・ザ・サトウ」を掲げた
3代 美濃部亮吉
経済学者 当選3回
在任期間:1967年(63歳)~79年(75歳)
テレビ番組での解説で人気の経済学者が、社会・共産党推薦を受けて当選。高福祉政策で人気を集めるが、73年のオイルショック以降、都の財政は破綻に向かい、「バラマキ行政」との批判を受ける
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75年の都知事選では、若き日の石原慎太郎氏も善戦
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財政再建を掲げて当選
4代 鈴木俊一
官僚 当選4回
在任期間:1979年(68歳)~95年(84歳)
東龍太郎都知事の副知事を務め、知事として12年ぶりに都庁に戻り、3年で都財政を黒字化する。都庁舎の移転や臨海副都心開発を手がけるなど、ハコモノ行政で再び赤字に。歴代最長の在職日数。「3期で辞めてたら名知事」の声も
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官僚支配に嫌気がさした無党派層の支持を受け当選
5代 青島幸男
タレント・作家 当選1回
在任期間:1995年(62歳)~99年(66歳)
公約で掲げた「世界都市博覧会の中止」は実行したが、その後は官僚との協調路線に転じて次々と公約を翻す。バブル経済崩壊で財政危機を招き、1期で都庁を去る
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「NOと言える東京」を掲げ大差で当選
6代 石原慎太郎
作家 当選4回
在任期間:1999年(66歳)~2012年(80歳)
強いリーダーシップでディーゼル車への排ガス規制や新銀行東京設立などの政策を推し進めるが、「衆院選へ立候補する」と、突然辞任
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4期目の途中で突然辞任
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史上最多得票433.8万を獲得し当選
7代 猪瀬直樹
作家 当選1回
在任期間:2012年(66歳)~13年(67歳)
石原都知事の後継指名を受け、選挙戦では圧倒的な強さで勝利したものの、医療法人・徳洲会から5千万円を受け取ったことが発覚して辞職
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歴代最短372日で辞職
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「東京を世界一の都市にする」と当選
8代 舛添要一
国際政治学者 当選1回
在任期間:2014年(65歳)~16年(67歳)
自民都連などの推薦を受け当選。新国立競技場の見直しやエンブレム問題などをめぐり、東京五輪の問題が表面化。6月21日、政治資金の「公私混同」問題を受け辞職
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“sekoi”を世界に広めて辞任
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どうなる?!2016年都知事選
小池百合子「たまには女性にしたらいいんじゃないの」
増田寛也「円滑にやっていこうと」
鳥越俊太郎「誰でも最初はわからない」
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