【『鬼滅の刃』考察コラム】妓夫太郎と堕姫を救った「上弦の鬼・童磨」は本当に”優しい鬼”なのか 【※ネタバレ注意】以下の内容には、アニメ、既刊のコミックスのネタバレが一部含まれます。 童磨 遊郭編 鬼滅の刃 dot. 2/25
植朗子 遊郭の鬼「堕姫」はなぜ鬼舞辻無惨に寵愛されたのか 「好まれる鬼」と「消される鬼」の境界線 【※ネタバレ注意】以下の内容には、既刊のコミックス、今後放映予定のアニメに関連するネタバレが含まれます。 堕姫遊郭編鬼滅の刃 dot. 2/19
植朗子 『鬼滅の刃』堕姫が“優しい兄”に求めた一つだけの願い 禰豆子とは違った兄妹の「愛のカタチ」 【※ネタバレ注意】以下の内容には既刊のコミックスのネタバレが含まれます。 『鬼滅の刃』アニメ2期・遊郭編では、鬼と人間の「兄妹愛」がテーマのひとつになっている。戦闘で不利になると泣いて兄に甘える遊郭の鬼・堕姫、兄の子守唄を聞いて声をあげて泣いた禰豆子。2人の幼子のような姿はアニメ放送後にも話題となった。そして妹をいたわる炭治郎と妓夫太郎は、「人間と鬼」という正反対の立場でありながら、妹には同じくらい優しい。この2組の「兄妹愛」はどこが同じで、何が違うのか。それぞれの「愛のカタチ」を考察した。 堕姫妓夫太郎禰豆子遊郭編鬼滅の刃 dot. 2/14
植朗子 「上弦の陸」に苦戦した宇髄天元は“弱い”説は本当か? アニメで魅せた「音柱」の真の戦闘力 【※ネタバレ注意】以下の内容には、今後放映予定のアニメ、既刊のコミックスのネタバレが含まれます。 宇髄天元遊郭編鬼滅の刃 dot. 2/12
植朗子 「遊郭の鬼」妓夫太郎が戦闘中に“おしゃべり”をやめない理由――セリフの裏に隠された「切なる願い」 【※ネタバレ注意】以下の内容には、今後放映予定のアニメ、既刊のコミックスのネタバレが含まれます。 『鬼滅の刃』遊郭編の鬼・妓夫太郎は圧倒的な強さで鬼殺隊を苦しめた。長髪のやせこけた風貌や血まみれの鎌を操る姿から“負のオーラ”がにじみ出る妓夫太郎だが、意外とも思える特質がある。それは「おしゃべり」なことだ。戦闘中も終始、宇髄天元や炭治郎に話しかけ、ときには褒めそやしたり、情をかけたりもする。人間社会を憎んでいるはずの妓夫太郎が、人間たちと“おしゃべり”を続けようとする真意は何か。彼のセリフからひもといてみる。 妓夫太郎遊郭編鬼滅の刃 dot. 2/7
植朗子 「遊郭編」で禰豆子を“凶暴化”させたものの正体 「怒り」と「鬼化」の深い関係 【※ネタバレ注意】以下の内容には、今後放映予定のアニメ、既刊のコミックスのネタバレが含まれます。 堕姫禰豆子遊郭編鬼滅の刃 dot. 1/17
植朗子 『鬼滅の刃』なぜ鬼殺隊は戦いに不利な「夜」の闇の中で戦うのか? 【※ネタバレ注意】以下の内容には、今後放映予定のアニメ、既刊のコミックスのネタバレが含まれます。 『鬼滅の刃』アニメ2期の「無限列車編」「遊郭編」では、鬼たちが太陽の光を恐れている場面が数多く描かれている。最強の鬼・鬼舞辻無惨は太陽克服を目論んでいるが、計画が進まずにいら立つ。無限列車の戦闘に途中から参戦した猗窩座は、あれだけの強さを誇りながら、陽光が差すとに必死に逃亡する。そして遊郭の鬼・堕姫は夜の街に潜むことでしか生きられなかったことを吐露している。逆にいえば、鬼殺隊は「太陽の光」がある昼に戦えば戦闘を有利に運ぶことができるのだが、さまざまな理由から、それを選ばない。なぜ彼らは不利な条件のもと、夜の闇で戦うのだろうか? 堕姫宇髄天元猗窩座遊郭編鬼滅の刃 dot. 1/3
植朗子 『鬼滅の刃』「遊郭編」のメッセージは「生きろ」―煉獄杏寿郎から継承された鬼殺隊の本懐 【※ネタバレ注意】以下の内容には、今後放映予定のアニメ、既刊のコミックスのネタバレが含まれます。 『鬼滅の刃』は、か弱い人間が生身のまま「鬼」という強大な敵と戦うことから、戦闘による死者・負傷者の数が極めて多い。そして、鬼の討伐にあたる剣士たちの年齢が比較的低いことから、「若者の生命を軽んじているのでないか」という批判にさらされたことがあった。しかし、アニメ2期「遊郭編」が内包するテーマは「生きる」ということではないか。遊郭編4話では、キャラクターのセリフから、「生」のメッセージを感じ取ることができる。ここでは『鬼滅の刃』における「生」と「死」のありようについて考えてみる。<本連載が一冊にまとめられた「鬼滅夜話」が発売されました> 宇髄天元植朗子煉獄杏寿郎遊郭編鬼滅の刃 dot. 12/27
植朗子 『鬼滅の刃』 “遊郭の鬼”の言葉ににじむ「生きること」への苦悩――なぜ堕姫は“人間”の遊女として働くのか 【※ネタバレ注意】以下の内容には、今後放映予定のアニメ、既刊のコミックスのネタバレが含まれます。 『鬼滅の刃』アニメ2期「遊郭編」の第3話では、ついに遊郭に潜む鬼「堕姫(だき)」が登場した。堕姫は鬼でありながら人間に擬態し、遊郭で人気を博す華やかな花魁を「演じて」いた。だが、“人間”としての堕姫の言葉からは、周囲へのいら立ちと激しいストレスが感じられる。「人を喰う」ことが本能である鬼が、無理をして人間社会に適合し、遊女として仕事までしていたことは異様とも言える。なぜそこまでして堕姫は“人間の遊女”として振る舞ったのか。堕姫の行動、セリフを掘り下げることでその理由を考察してみる。<本連載が一冊にまとめられた「鬼滅夜話」が発売されました> 堕姫植朗子遊郭編鬼滅の刃 dot. 12/20
植朗子 『鬼滅の刃』宇髄天元が引き継いだ煉獄杏寿郎の“遺志”――炭治郎たちに見せる「柱」としての背中 【※ネタバレ注意】以下の内容には、今後放映予定のアニメ、既刊のコミックスのネタバレが含まれます。 いよいよアニメ版『鬼滅の刃』の遊郭編が始まった。待望の新シリーズでは、美しい「音柱」宇髄天元が登場する。煉獄杏寿郎の死によって悲しみにくれる炭治郎たちは、“ド派手な”宇髄のペースに巻き込まれ、いつものにぎやかさを取り戻していく。情熱的だった煉獄と冷静で飄々(ひょうひょう)とした宇髄。タイプは違えども、炭治郎たち後輩剣士への思いは「柱」として同じであった。煉獄から宇髄、そして炭治郎たちへ継承された“遺志”とは――。<本連載が一冊にまとめられた「鬼滅夜話」が発売されました> 宇髄天元煉獄杏寿郎遊郭編鬼滅の刃 dot. 12/6
植朗子 我妻善逸が「遊郭の鬼」に放った“予想外”のセリフ 『鬼滅の刃』アニメ2期の見どころ 竈門炭治郎の親友・我妻善逸は、『鬼滅の刃』におけるキーパーソンのひとりである。臆病で、訓練と任務が嫌い、女の子が大好きで、お調子者。そんなふうに、善逸はコミカルな性格が強調されている。 宇髄天元我妻善逸禰豆子遊郭編鬼滅の刃 dot. 8/3
植朗子 『鬼滅の刃』宇髄天元の「派手さ」に隠された悲しみ――盟友・煉獄杏寿郎への思い 『鬼滅の刃』の登場人物で、ファンから最も美しい男と称されるのは「音柱」の宇髄天元だ。アニメ第2期「遊郭編」のPVでは、宇髄の「派手だろ?」というセリフと華やかな姿が話題となった。しかし、明るく艶やかな言動とは裏腹に、宇髄は自分の半生と「柱」としてのあり方に苦悩する。宇髄が求める「強さ」は、彼が抱える苦しみと表裏一体でもあった。【※ネタバレ注意】以下の内容には、既刊のコミックスのネタバレが含まれます。 宇髄天元煉獄杏寿郎遊郭編鬼滅の刃 dot. 4/22
2025年問題と終活 【AERA2024年12月23日号(12月16日発売)】 団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となることで起こる「2025年問題」。「社会保障費の増大」「医療に関わる人材の不足」「労働力不足の深刻化」の3つが大きな問題になってくると言われています。その子どもである団塊ジュニア世代にとっては、親の介護や自身の老後について否応なしに直面させられることに。よりよい後半生のために、不安なく将来を迎える術を考えます。 2025年問題と終活
拡大するVTuber市場 【AERA2024年12月16日増大号(12月9日発売)】 YouTubeなどのプラットフォーム上で、2Dや3Dのアバターを使って動画を配信する「VTuber」。 2016年の誕生以来、右肩上がりで拡大し、2023年度は国内市場規模800億円にまで成長。いまやエンタメ界をリードする存在になりつつあります。 グローバルな展開も加速するVTuberの最前線をお届けします! VTuber市場