最近、国際関係の大学や学部の人気が低迷している。東京外国語大学(東京都府中市)の2023年度前期日程試験の志願者は前年度比で74%に急減した。倍率が1.1倍の専攻もある。コロナ禍による各国の出入国規制が長引き、若者が海外と接触する機会が失われたことが大きな原因だという。さらに、今春から数学の2科目受験を必須としたことが影響した、という報道もある。なぜ、東京外語大は数学を重視するようになったのか、青山亨副学長に聞くと、近年、人文社会系の学問の世界が大きく変わり、同大がデータサイエンスの最前線にあることを強く感じた。
志願者が急減した東京外語大・副学長に聞いた「文系大学」が数学を重視するようになった理由
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