『漂砂のうたう』で直木賞を受賞した著者の初エッセイ。一言で評するならば端正な本であり、その佇まいも美しい。白地に銀の箔文字と、鮮やかなブルーの曲線。カバーの下には、同じブルーを纏…

みちくさ道中の続きを読む