「小室さんの文書は『見える形になるよう努力したもの』であることは間違いない。しかし、秋篠宮ご夫妻は、その内容・主張を全て正しいとお認めになったとはおっしゃっていない。お立場上ギリギリのご回答と思った。万一、白紙の場合でも、民間人の小室さん親子を貶めて終わる事はできないだろう」(70代・女性)

「『見える形』。この言葉の真意によると思います。良い形という意味ならば、国民の感覚とはずれているなと思います」(30代・女性)

眞子さまがお育ちになる過程で、皇室の役割や責務を親として説くのも秋篠宮ご夫婦の責任と思います。こんな状態になる前に、もっと話し合いの場を持つなど、積極的に動かれるべきだったと思いますし、今からでもご対応いただきたいです」(40代・女性)

「多くの国民が『納得し喜ぶ状況』とはあまりにもかけ離れている。ご結婚を強行なされば、秋篠宮家への不信感が増し、国民からの敬愛を失うと思う」(60代・女性)

秋篠宮家(c)朝日新聞社
秋篠宮家(c)朝日新聞社

「毅然としたところが感じられない。公人なのだから、ときには私情を捨てなければならない。それが出来なければ皇室とはいえないのではないか」(70代・女性)

 夫婦・家族問題の専門家は一連の問題をどうみているのか。4万組近くの夫婦のあり方を見てきた夫婦・家族問題評論家の池内ひろ美氏は懸念を口にする。

「将来、秋篠宮家の長男、悠仁さま天皇陛下になる可能性が高い。もし眞子さまと小室さんが結婚した場合、小室さんは将来の陛下の義理の兄になるわけです。そのことも含めて、大丈夫かなと心配になります。本当の問題は、元婚約者から受けとったお金が借金か否かではなく、小室さんと彼の母親の考え方やふるまい、個人としての姿勢の問題だとみています。とても悲しいことですが、4万人近くのご夫婦を見てきた経験から、あまり良い予感がしません。ご結婚後の方が問題山積になると危惧します」

 10月23日に30歳を迎える眞子さま。このまま結婚に突き進むのか。国民は不安と期待の入り混じる目で推移を見守っている。

(AERAdot.編集部/岩下明日香、飯塚大和)