拒食症・過食症の相談者「悩んでいるのに『問題ない』と言われた」 医師の態度に疑問の声

ヘルス

2023/03/08 06:30

摂食障害(拒食症・過食症)は10~30代の女性に多く、医療機関を受診する患者は年間約22万人。しかし専門的な治療を受けられる医療機関が少ない上に、情報も乏しく、未受診の潜在的な患者や予備群はその何倍もいると考えられている。国立国際医療研究センター国府台病院(千葉県市川市)は早期治療につなげるため、全国の患者や家族の相談に応じる「摂食障害全国支援センター:相談ほっとライン」を2022年1月に開設した。寄せられた相談を解析したところ、6割は医療機関に受診経験があり、治療がスムーズに進んでいなかったり、通院をやめてしまったりするケースが多いことがわかってきた。同院心療内科診療科長の河合啓介医師に話を聞いた。

あわせて読みたい

  • 中3娘の母「ガリガリにやせているのにもっとやせたいと言って食べない」 拒食の相談の大半は母親から

    中3娘の母「ガリガリにやせているのにもっとやせたいと言って食べない」 拒食の相談の大半は母親から

    dot.

    3/8

    拒食症・過食症「ほっとライン」相談から見えた治療中断の課題 6割が医療機関に受診経験あり

    拒食症・過食症「ほっとライン」相談から見えた治療中断の課題 6割が医療機関に受診経験あり

    dot.

    9/20

  • 「やせや過食がストレス解放手段」の拒食症・過食症の人 医師が治療に感じる「壁」とは?

    「やせや過食がストレス解放手段」の拒食症・過食症の人 医師が治療に感じる「壁」とは?

    dot.

    3/7

    やせているのにダイエット続ける危険 思春期女性に発症しやすい「摂食障害」とは?

    やせているのにダイエット続ける危険 思春期女性に発症しやすい「摂食障害」とは?

    dot.

    2/28

  • 食べては吐くを繰り返す「神経性過食症」や拒食症 ダイエットが発症のきっかけに【チェックシート】

    食べては吐くを繰り返す「神経性過食症」や拒食症 ダイエットが発症のきっかけに【チェックシート】

    dot.

    8/21

別の視点で考える

特集をすべて見る

この人と一緒に考える

コラムをすべて見る

カテゴリから探す