全国の47都道府県には、その地域ごとに独特の文化、風習があり、同じ日本に住んでいても実は知らないことが多いもの。そこで「あした話したくなる すごすぎる47都道府県」(朝日新聞出版)より、各都道府県ごとに、思わず人に話したくなるおもしろエピソードを紹介。今回は「福井県」のお話。

 福井県では、新種の恐竜の化石が次々に発見されています。それらは、福井県にちなんで、フクイサウルスやフクイラプトルなどと名付けられています。

 また、日本全国で出てくる恐竜化石の多くが福井県から出たもので、大昔の福井県は、恐竜王国だったことがわかります。

 福井県にある県立恐竜博物館は、世界三大恐竜博物館のひとつ。

 館内には、44体の恐竜の骨をはじめとして、恐竜に関するさまざまな展示があり、大昔の恐竜王国を体験できます。

■日本のメガネフレームはほぼ鯖江市製!

 鯖江市は、メガネのフレームの生産が日本一。

 国内のフレームのほとんどが鯖江市製です。

 鯖江市のメガネフレームの生産は、100年以上前、農作業ができない冬の間の副業として始まりました。

 今では品質の高さで、海外からも評価されています。

■知ってびっくり!越前ガニはオスだけ

 越前ガニとは、福井県の漁港に水あげされるオスのズワイガニのこと。

 同じズワイガニのオスでも、水あげされる漁港がちがうと

 越前ガニとはいいません。ちなみに、メスはセイコガニとよばれます。