市民連合と政策合意し、記念写真に納まる(左から)社民党の福島瑞穂党首、共産党の志位和夫委員長、立憲民主党の枝野幸男代表、れいわ新選組の山本太郎代表(c)朝日新聞社
市民連合と政策合意し、記念写真に納まる(左から)社民党の福島瑞穂党首、共産党の志位和夫委員長、立憲民主党の枝野幸男代表、れいわ新選組の山本太郎代表(c)朝日新聞社

 しかし、このままではこの国が衰退し、いずれ沈没しかねないことに多くの人は薄々気づいているでしょう。ならば日々の生活や暮らし、貧困や格差の解消、ジェンダーや多様性、気候変動や持続可能な社会づくり等々、次世代が関心を持つ課題に粘り強く取り組んでいけば、いずれ新たな政権の土台は築かれ、時代に求められる日はきます。そのために新しい世代が先頭に立ち、粘り強く野党勢力の大きな塊をつくる努力を重ねるべきです。

(構成/AERA dot.編集部・吉崎洋夫)

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吉崎洋夫

吉崎洋夫

1984年生まれ、東京都出身。早稲田大学院社会科学研究科修士課程修了。シンクタンク系のNPO法人を経て『週刊朝日』編集部に。2021年から『AERA dot.』記者として、政治・政策を中心に経済分野、事件・事故、自然災害など幅広いジャンルを取材している。

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