メンタリストDaiGoが生活保護を受給したり、路上生活を送っている人たちについて、「自分にとって必要の無い命は僕にとっては軽い」などと自身のYouTubeで差別発言し、批判が殺到。DaiGo は当初、謝罪を拒否したが、13日に一転して非を認め、予告通り同日午後10時から自身のYouTubeチャンネルで「【謝罪】間違ったことを言ったので謝罪します【今後の展開について】」と題した生配信を行った。

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 一連の発言についてDaiGoは冒頭、「このたびは大変申し訳ありませんでした」「生活保護を受ける人やそうした人を支援する団体への配慮に欠けていた」と謝罪し、頭を下げた。

「そこから抜け出したいと思っている人に対してさすがにあの言い方は良くなかった。差別的であるし、反省だなということで、今日はそれを謝罪させていただきたいと思います。大変申し訳ございませんでした」

 YouTuberマネジメント事務所のスタッフはこう言う。

「個人が何を思うかは自由です。ただ言ってはいけないことがある。個人の感想だからで済まされる問題ではありません。DaiGoのYouTubeチャンネルは登録者数が250万人近くいて中・高校生のファンが多い。感受性の鋭い世代の子供たちがDaiGoの言う事を鵜呑みにする危険性もある。頭の回転が速い人間なので、こういう発言をしたら炎上することは分かっていたはず。YouTubeを見ても少し過激な発言が多いとは感じていたが、なぜこんな酷いことを言ったのか。炎上商法と疑ってしまう」

 ことの発端は、DaiGoが7日に配信した「【超激辛】科学的にバッサリ斬られたい人のための質疑応答」というタイトルの動画。約2時間半の間、視聴者からの質問に答えた。

 そこで生活保護を受給している人達に話題が及び、「僕は生活保護の人たちにお金を払うために税金を納めているんじゃないからね。生活保護の人たちに食わせるくらいなら、を救ってほしいと僕は思うんで。生活保護の人が生きていても僕は別に得しないけど、猫が生きてれば僕は得なんで。猫が道端で伸びてたら可愛いなぁと思うけど、ホームレスのおっさんが伸びてると『なんでこいつ我が物顔でダンボールひいて寝てるんだろな』と思うもんね」と発言。

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謝罪を拒否した理由はひどすぎた