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「さすが原監督」他球団から称賛された巨人の人事は恐怖政治か、それとも

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巨人の長嶋茂雄・終身名誉監督(左)と話す原辰徳監督(C)朝日新聞社

巨人の長嶋茂雄・終身名誉監督(左)と話す原辰徳監督(C)朝日新聞社

 他球団から驚きの声が上がったのは、交流戦前に巨人が発表した大幅なコーチの配置転換だった。2軍の実松一成バッテリーコーチが1軍昇格。1軍の相川亮二バッテリーコーチが3軍、3軍の加藤健バッテリーコーチが2軍にそれぞれ配置転換。3軍の三沢興一投手コーチは2軍に昇格し、3軍投手コーチは矢貫俊之ファームディレクター補佐が新たに就任した。

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「コーチの配置転換は下位に低迷する球団が行うイメージが強い。巨人は故障者が続出する中、交流戦前の時点で首位の阪神に4.5ゲーム差の2位と好位置をキープしている。原監督は選手でなく、コーチに対してもシビアだがそれが強さの源でもある。原監督にしかできない大胆なテコ入れだし、さすがだなと思いましたね」(他球団のスコアラー)

 実松コーチは現役時代に日本ハム、巨人でプレー。20年から2軍のバッテリーコーチに就任し、阿部慎之助2軍監督から絶大な信頼を寄せられていた。交流戦を迎え、パ・リーグに精通している実松コーチの頭脳を一軍に注入したいという原監督の思惑があっただろうが、それだけではない。

「今年は中日・ビシエドが巨人戦で打率.452、3本塁打と打ち込んでいる。2年前の20年もDeNA・ソトが巨人戦で13本塁打を放ち、原監督が相川バッテリーコーチに苦言を呈したことがありました。巨人は選手同様にコーチにも結果を求める。相川コーチは指導者として3軍に行ってもう一度勉強した方が良いと判断したのでしょう」(スポーツ紙遊軍記者)

 原政権がシーズン中にコーチを配置転換したのは今回だけではない。14年の交流戦を控えた5月中旬に、村田真一打撃コーチがバッテリー担当を兼任。吉原孝介バッテリーコーチはブルペン担当になり、シーズン後半戦が始まる7月から2軍の育成コーチに。8月に2軍バッテリーコーチに再度の配置転換された。秦真司二軍バッテリーコーチが入れ替わる形で8月から1軍バッテリーコーチに。チームは同年にリーグ3連覇を飾っている。


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