――当選後、市民から異議申し立てが提出されたとありました。
それ以前に、私の耳には今回のように居住実態を問題にしている人がいるという噂は入っていました。
――いつ頃のことでしょうか?
当選後すぐです。2月2日くらいだったと思います。市役所内のある人物に呼ばれて「ざわついているよ」と言われました。教えてくれたという感じではなくて、脅しているという感じでもなくて、何かを探っているような感じで話をされました。
――今後の動きについて教えてください。
先ほどもお話ししましたが、正直、勝ち目は薄いと思います。そこは強がっても仕方がない。私自身は胸を張って「戸田に住んでいた」と公言できますが、弁護士からは「戸田の家で寝ている動画くらいないと難しいかもしれない」と言われています。つまり私が戸田市議でいられる時間は、もしかしたら1年くらいしかないかもしれない。もちろん、私自身も弁護士も含めて、100%の力で闘い抜くつもりですが、負ける可能性は高いと思います。
――最後に、有権者に向けてメッセージをお願いします。
こんな形になって謝りたい気持ちはあります。でも、まだまだ私はこんなもんじゃありません。戸田市議ではなくなっても応援してくれるような政治家になれるように頑張ります。その姿を応援してくれたみなさんに見せたいです。
(構成・AERA dot.編集部)