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 15日夜、アイドルグループ「乃木坂46」の松村沙友理(28)が15日に配信された自身と田村真佑がMCを務めるニコニコ生放送のアイドル番組「生のアイドルが好き」のさゆりんご軍団緊急特番でグループからの卒業を発表した。

【写真】3月下旬に「デート報道」が出た乃木坂のメンバーは…。

 22時すぎ、松村は「27枚目のシングルを持ちまして乃木坂46を卒業することになりました」と報告。涙ぐみながら、卒業については「卒業を考えたのは結構前。先に(卒業を)見送りたいな思った子もいたので、その子を見送ってから卒業したいなと思って」と話した。そして「乃木坂46の松村沙友理は終わっちゃうけど、最後までよろしくお願いします」と締めくくった。

 松村は2011年に開催された「乃木坂46の1期生オーディション」に合格して1期生として加入し、12年2月に「乃木坂46」の1stシングル『ぐるぐるカーテン』でCDデビュー。

 これまで、数多くのシングル曲で選抜メンバーを務めたほか、自身が創設して団長も務める「さゆりんご軍団」、同じく人気メンバーの生田絵梨花との「からあげ姉妹」などの派生ユニットの一員としても活躍した。

 また、ファッション誌「CanCam」(小学館刊)の専属モデルや女優、タレントなどソロ活動も活発に行っていた。

 もっとも、これまでのアイドル活動がすべて順風満帆だったわけではない。14年10月には出版社勤務の妻子ある男性とのデートや飲酒後の路上キスを「週刊文春」に報じられ、その後に生出演したラジオ番組内で記事の内容を一部否定しつつも、騒動を起こしたことを謝罪した。

 アイドル誌ライターはこう語る。

「松村さんはもともとグループを代表する人気メンバーの一人でしたし、スキャンダルのインパクトは大きく、当時はかなり話題になりました。運営が厳しい処分を下さなかったこともあって、一部のアンチファンから厳しい非難を浴び、周囲から腫れ物扱いされることもありました」

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スキャンダルもすっかり風化