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内田樹氏、大学の授業料減免、返還を強く訴える

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小林哲夫dot.
※写真はイメージです(写真/Getty Images)

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 新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う緊急事態宣言が出されるなか、現在多くの大学は構内立ち入り禁止となっている。教室で授業が行われず、自宅でオンライン授業(遠隔授業)を受けている学生も多い。

 こうした現状に対し、いくつかの大学で学生がウェブ(Change.org=チェンジ・ドット・オーグ)などを通じて、授業料の一部返還や減免などを求める署名活動を始めている。

 学生たちの主張は、大きく分けると次のとおりだ。

(1)オンライン授業は対面授業に比べて教育の質が保たれない。それゆえ、授業料の一部を返還してほしい。
(2)キャンパスで友人と語り合ったり、サークル活動したり、有意義な学生生活を送れない。それゆえ、授業料の一部を返還してほしい。
(3)大学で使うことができない施設の費用、実際に行われない実習や実験の費用を返還してほしい。
(4)オンライン授業を受けられるように、すべての学生にネット環境を整備、パソコン支給をしてほしい。
(5)経済状態が悪化した学生に対する奨学金、支援金などを給付してほしい。

 署名活動が起きている大学は、青山学院大、慶応義塾大、上智大、大東文化大、多摩美術大、中央大、明治学院大、関西大、同志社大、立命館大、和歌山大など。たとえば青山学院大は、以下のような内容だ。

・施設利用料(年間約15万~30万円)についてキャンパスを利用しない期間の支払い免除
・通信及び機器を整えるための支援
・部活・愛好会活動に対する支援
・収入が減少し生活が困難な学生に対する返済不要の奨学金の設立

 多摩美術大の学生は以下のように訴える。

「実技がメインの美術大学。通信だけじゃ手に入らない、出会いも学びも多いはずです。オンラインでは設備も使えません。学友と切磋琢磨することも出来ません。それなのに、現状、学費の減額はありません。ただでさえ高額で、奨学金を借りてギリギリの生活をしている学生も居ます。100%納得できる学習がしたいのです。全員が大変な状況下にいるとはいえ、学費を払っている私たち学生が100%納得できる学習が出来ないのなら、それ相応に、学費の減額を求めます」(いずれもChange.orgから)


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