──淳さんはいかがでしたか?

淳:あの、まあ(亮が)緊張をすごくしていたので。前説しながら登場するか、そのまま二人で登場するか、直前まですごく迷っていたんですけど、袖にいる亮さんが思いの外こわばった表情だったんで(笑)、これは一回お客さんをほぐしたのちに亮さんを(舞台に)呼んだほうがいいかなあと思って。まあ、お客さんも緊張していたんですよ。つい最近まで謹慎をくらってて落ち込んでた芸能人が今から目の前にやってくるんで、ちょっと構えていた。そのへんをほぐして、亮さんを呼び込んで。亮さんもみんなからのあったかい言葉に涙したり。本当に、スタートしたときは和やかな感じでスタートできてよかったなあと思いました。「そうそう、これこれ!」って。亮さんが(舞台上で)喋っていたんですけど、どんどん意味がわからなくなってきて(笑)、お客さんも「はあ?」みたいになったんですけど、僕はそれをすごくなつかしいというか……。半年前にすごく苛ついていたことが、こんなに今はなんか気持ちもゆったりと……亮さんの“何言ってるのかわからないトーク”が聞けるんだ!と思って。非常に懐かしいというか……感動しましたね。これぞ亮さんの持ち味!っていう。喋っても伝わんないっていう(笑)。

──懐かしいという部分では、髪の毛も赤く染めて。

亮:はい、そうですね。この場所からもう一回始めようってことになって。ロンドンブーツとしては2019年が芸能生活の中で大きな出来事だったので。二人でユーチューブを始めたっていうのもありますけど。もう一回ゼロからまた始めていきたいっていう思いで今日はステージに立ちました。本当に地上波の番組のみなさんにも多大な迷惑をかけて、番組を待ってくださっているみなさんにも多大な迷惑をかけて、いろんな所に迷惑をかけて。また僕たちがゼロから出発する姿を見せられたらいいなと思って、やらせていただきました。

──今日のトークライブをもって亮さんの復帰ということになりますけど、(謹慎していた)みなさんとはコミュニケーションは取っているのですか?

亮:直接会って、ということはやってないです。連絡をしたりすることはあります。

──どんな話を?

亮:「謹慎が解除になりました。ごめんね、みんなに迷惑かけて」というような連絡をしたり。彼らも仕事がちゃんと戻っている方だけではいないので。やっぱり迷惑かけたなあっていうのがあるんで……そういうことを伝えたりはしています。

次のページ