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23年ぶりの「早明決勝対決」 明大の大学選手権連覇を早大は阻めるか?

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昨年の大学選手権では準決勝で対戦した明大と早大 (c)朝日新聞社

昨年の大学選手権では準決勝で対戦した明大と早大 (c)朝日新聞社

 ラグビーの第56回全国大学選手権は11日に決勝が行われ、明大(関東対抗戦1位)と早大(同2位)が東京・新国立競技場で対戦する。早明両校が決勝で対戦するのは、1996年度の第33回以来23大会ぶり。明大が勝てば2大会連続14度目の優勝、早大なら11大会ぶり16度目の大学王座となる。昨年12月の対抗戦での対戦では、明大が36-7で勝っている。

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 準決勝の両校は、異なる展開の戦いぶりだった。

 明大は関東リーグ戦グループを全勝で制した東海大相手に後半10分で一度は21点差をつけた。しかし、そこから追い上げられて苦しい局面を迎えたが、粘りきって29-10で3大会連続の決勝進出を決めた。

 明大は前半、WTB山崎洋之とSH飯沼蓮のトライにPGで17-3として折り返し、後半10分にはCTB射場大輔がトライを追加して差を広げた。ところが、17分に東海大に反撃のトライを許すと、5分後にLO片倉康瑛がハイタックルでシンビン(一時的退出処分)に。FWが1人少ない中で自陣ゴール前まで攻め込まれ、東海大にスクラムを押し込まれる。しかし、明大はここを耐えてピンチを脱し、LO箸本龍雅がトライを奪って逃げ切った。

 一方、早大は立ち上がりこそ関西1位の天理大の攻勢にあったが、一度主導権を握ってからは試合を支配して8トライを奪い、52-14と圧勝した。

 試合開始直後は、サンウルブズに選ばれた天理大のCTBシオサイア・フィフィタをなかなか倒せず、スクラムも押された早大。しかし、自陣ゴール前の相手ボールスクラムで何度か反則を取られた後、すぐに修正して次のスクラムでは逆に天理大の反則を誘い、得点を許さなかった。前半10分、186センチ、98キロの大型CTB中野将伍の突進を起点にWTB古賀由教がトライしてからは一方的な展開。前半に3トライを挙げて21-7と大きくリード、後半も5トライを追加した。

 決勝での早明対決は23大会ぶりだが、昨年12月1日の早明戦も25年ぶりの全勝対決だった。

 この試合では、明大がスクラムで優位に立ち、堅い防御で早大の攻撃を押さえ込んで快勝した。明大は前半17分、LO箸本のトライで先制。後半2分にキャプテンのHO武井日向、8分にもラインアウトモールから再び武井がトライを奪い、20分にはPR安昌豪とFWの連続トライで差を開くと、終了直前にはWTB山村知也がトライを奪った。明大FWは小さいステップを踏んで相手防御をずらして堅実に前進し、良い形で決定力のあるバックスにボールを供給。防御では単に相手の突破を許さないだけでなく、ブレイクダウン(タックル後のボール争奪局面)でも圧力をかけ、後半は早大を無得点に抑える快勝だった。


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