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“ポンコツ”三四郎・小宮に女性ファンが多いこれだけの理由

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丸山ひろしdot.
漫才の実力も確かな小宮(左)と相田のコンビ、三四郎 (C)朝日新聞社

漫才の実力も確かな小宮(左)と相田のコンビ、三四郎 (C)朝日新聞社

 そんな小宮だが、実は自身の少年時代にも可哀想なエピソードがある。小学生の頃から目つきが悪く、あだ名は「爆弾とか作ってそう」という理由で「愉快犯」(「踊る!さんま御殿!!」2017年9月19日放送)。高校時代は留年を経験した小宮。その理由が当時、世の中を騒がせていた「1999年に地球が滅亡する」というノストラダムスの大予言を真に受けてしまい、ずっと勉強しなかったから(「サタデープラス」2018年7月21日)。などなど、子供の頃から不憫なところがあるのだ。

■SNSをしないので炎上しない

 さらに最近の芸人では珍しく、ツイッターやインスタグラムなどのSNSをやってない点も、かえって好感に結びついているようだ。

「以前、期間限定でツイッターをやっていたことはありますが、現在は一切アカウントを持っていないようです。自身のラジオ番組で話していましたが、誹謗中傷されるのがイヤで、なおかつ酒に酔って変なクソリプにムカついて返しそうなのが理由だそうです。確かに、このご時世においてSNSを使用しないのは賢い判断ですよね。ムダに炎上しないので、視聴者をイヤな気持ちにさせることもないですから。かといって、性格が良さそうなわけでもなく、ふいに弱い部分が見える。そんなところが女性の心を動かすのでしょう」(同)

お笑評論家のラリー遠田氏は芸人としての三四郎についてこう評価する。

「テレビでは小宮さんの“ポンコツキャラ”のイメージが強いかもしれませんが、三四郎は漫才師としても高く評価されています。相田さんの自由奔放なボケと、小宮さんの力強いけどフガフガしたツッコミの組み合わせで、ほかの人に真似のできない独特の世界を作っています。小宮さんはボキャブラリーが豊富で、『◯◯であれ!』『バチボコ』のような独特のフレーズを用いて感情をぶつけるように言葉を放ちます。そんな彼らの漫才は、セオリーに囚われていないため、どう展開するか分からないスリリングな魅力があるのです。小宮さんの女性人気に関しては推測になってしまいますが、ポンコツだけどちょっとかわいい、よく見るとかっこいいと言えなくもない、というあのルックスがある種の女性ファンにとっては絶妙にいいと感じられるのではないでしょうか」

 元々、トーク力やワードセンスにも定評がある小宮。笑いの才能に加え、独特の魅力が知れ渡れば、さらなる飛躍を遂げるかもしれない。(丸山ひろし)


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