楽天、注目の地元・佐々木が鉄板も、あえての選択肢も十分アリ!【ドラフト2019】 (1/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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楽天、注目の地元・佐々木が鉄板も、あえての選択肢も十分アリ!【ドラフト2019】

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氏原英明dot.
2019年3月31日、筑陽学園戦で好投した東邦先発の石川昂弥 (c)朝日新聞社

2019年3月31日、筑陽学園戦で好投した東邦先発の石川昂弥 (c)朝日新聞社

 楽天はかつてないほど、GMの存在感が際立つチームになってきている。

 シーズン中にトレード2件を成立させたこともその一つだが、U18高校日本代表と大学日本代表の試合の際には、異例の視察後に会見を行うなど、石井一久GMの手腕には一目を置いてしまいたくなる。

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 当然、今年のドラフトでは、地元・大船渡の佐々木朗希の指名が鉄板の1位と噂されるが、石井GMにかかれば「東北の人から(指名しないと)怒られますよね」とジョークを挟んでから、「うちのスカウトはみんな佐々木を指名したいと言っている。でも、僕はもう少し議論が必要かなと思っています」と発言するなど、GMの腹のなかでは戦力バランスがかなり気になっていると想像できる。

 では、佐々木でないとしたら、誰を指名候補に持ってくるのだろうか。

 楽天の補強ポイントはクリーンアップを打つ中・長距離の右打者だ。銀次を始め、茂木栄五郎、島内宏明など、好打者が左に揃うチームはやはり偏りがある。ヒットメーカーばかりが並んでいるという印象なのだ。そのため、昨オフはFAで浅村栄斗の獲得に走ったり、シーズン中のトレードで和田恋を獲得したのだろう。しかし、本来は主力になっているはずの内田靖人や岩見雅紀が伸び悩み、欲しいポイントの一つであることはまだ変わらない。

 現実的には、U18高校日本代表で4番を打った石川昂弥(東邦)を狙いたいというのがGMの本音ではないだろうか。石川はU18W杯の本大会で証明したように、木製バットでも苦にしないスイングが特徴だ。広角に長打が打て、確実性、安定感がある。ことしのセンバツでは優勝投手に輝いているが、投手に未練はなく、打者一本で勝負する気構えも頼もしさを感じる。

 素材系の高校生投手を指名したいと考えているなら、佐々木で決まりだが、現実的には石川を指名するのがもっともな判断だとは思う。東北の逸材をみすみす他球団に獲得されていいのかという難題が降りかかるのも事実で、本番まで、かなり悩むはずだ。


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