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麻薬的なドラマ「サ道」は、原田泰造の代表作となるか?

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藤原三星dot.
サウナ歴は30年だという原田泰三 (c)朝日新聞社

サウナ歴は30年だという原田泰三 (c)朝日新聞社

 サウナが空前のブームである。「熱波師(温度管理などメンテナンスを行う職人)」がタオルなどで熱い熱波を客に届けるサービス「ロウリュ」タイムでは長蛇の列が起き、人気のサウナ店では客が入りきれないこともあるという。そんなサウナブームを生み出したと言われているのが、漫画家のタナカカツキによる「マンガ サ道~マンガで読むサウナ道~」。そして今回、ネプチューンの原田泰造(49)主演で同作が初映像化され、7月19日からテレビ東京でドラマ25「サ道」として放送がスタートしたのだ。

【写真】サウナで小栗旬と出会ったら……

 自身もサウナにハマる週刊誌のデスクは「サ道」の魅力を次のように語る。

「2011年に出版された『マンガ サ道』は、それまでオッサンの憩いの場でしかなかったサウナをきちんとしたカルチャーとして昇華した記念碑的作品。サウナでのマナー、水風呂の重要性、名もなきサウナー(サウナ愛好家)たちを独特な筆致で描き、タナカ先生はこのマンガでサウナの概念を180度変えることに成功しました。『サ道』はサウナ―にとってのバイブルと言われており、実際にどこのサウナに行っても漫画コーナーで必ず読めるようになっています。もしこの漫画が置いてないサウナがあったら、それはサウナじゃないかもしれませんね(笑)」

 満を持して映像化されたこのドラマは、金曜日深夜の放送ながら評判も上々。サウナーたちの間ではすでに“名作”扱いをされつつあるという。民放テレビ局のプロデューサーは本ドラマの見どころをこう語る。

「本来なら金曜日の夜におじさんの裸ばかりのドラマなんて見たくもないはずですが、これがめちゃめちゃいいんです。男たちがただ黙ってサウナで汗を流し、水風呂に入って快楽を得る。ただそれだけを丁寧に描くことで、とても優雅なドラマになっている。サウナ用語で快楽を得てトリップすることを“ととのう”と言い、原作漫画ではそのととのいシーンがかなり麻薬的な描写で面白いのですが、そこもしっかり映像化している。まるで環境音楽のようなドラマですが、この静けさを金曜日の夜に味わうというのは、なかなか贅沢で格別な時間だと思います。また、原田泰造のナレーションもすごくいい。とてもゆっくりと、まるで子供に絵本を読むかのごとく聞かせるんです。それを聞いているとまるでサウナにいるような心地よさにつながり、見ているだけでととのいそうにもなりますね」


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