森保ジャパンの“デュエル王”は誰だ? 南米一の対人強さを誇るチリ戦がリトマス試験紙に (2/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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森保ジャパンの“デュエル王”は誰だ? 南米一の対人強さを誇るチリ戦がリトマス試験紙に

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河治良幸dot.
デュエル力が試されるかもしれない久保建英 (c)朝日新聞社

デュエル力が試されるかもしれない久保建英 (c)朝日新聞社

 その杉岡と反対側、右ウィングバックで出場の可能性がある大分トリニータの岩田智輝もそうした激しい当たり合いは大好物だ。「対人のところは負けたくない」と語る岩田は「球際に来られても全然、自分も行くぐらいの気持ちでやりたいなと思います。やっぱりガンガン来ると思うので、気持ちで負けたらプレーも悪くなる。しっかり球際で負けないように1つ1つ気持ちを込めてやりたい」と意気込む。

 1トップで先発が期待される松本山雅の前田大然は持ち前のスピードを最大限に発揮してチリのディフェンスラインをぶち破ることを狙いながら、いざコンタクトプレーになっても「体の強さというのも自分の持ち味でもあると思うので、相手を吹っ飛ばすくらいの気持ちで頑張りたい」と、さながら格闘技のファイターのように闘志を燃やしている。

 その一方、シャドーの一角として出場しそうな横浜F・マリノスの三好康児は「もちろん球際の部分は戦わなければいけないですし、自分たちもそこで負けてはいけない」と前置きしながら、やはり持ち味は相手にコンタクトさせない素早さやテクニック、クレバーさであることを強調する。

「日本には日本の戦い方があると思いますし、できるだけ自分なんかは接触しないように判断できればいいシーンというのも多いと思う」

 そう語る三好は「体をぶつけ合うことが全てではないので、そこは頭を使ってプレーの選択ができれば」と言うように、まさに横浜F・マリノスで披露しているしなやかで鋭い動き出しと正確なボールタッチを駆使して、アンカーのエリック・プルガルやセンターバックのギジェルモ・マリパン、ガリー・メデルといったデュエルのスペシャリストたちを翻弄するイメージを高めている。

 今月のキリンチャレンジカップでA代表デビューを果たし、レアル・マドリード移籍が発表された久保建英もチリについて「ボールさらしたりすると足ごと持っていかれたりとか、非常にいい意味ですけど危険な選手が多い」と想定しており、その相手に対して技術はもちろん、いかに状況判断を駆使して翻弄していけるかをイメージしているようだ。


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