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「安倍政権はけしからん!」小泉純一郎が自民党に叩き付けた挑戦状

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西岡千史dot.

会見で安倍政権の原発政策を批判した小泉元首相(撮影/西岡千史)

会見で安倍政権の原発政策を批判した小泉元首相(撮影/西岡千史)

「安倍(晋三)総理に原発ゼロを進めるべきだと言ったが、現政権では難しい」

 小泉純一郎元首相(76)が久しぶりに吠えた。

 自らが顧問を務める「原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟(原自連)」のメンバーとともに国会内で10日、記者会見し、「原発ゼロ・自然エネルギー基本法案」を発表した。原発の即時停止や再稼働禁止、再生可能エネルギーの普及などを求めるもので、小泉氏は震災後に原発がなくても電力が足りていたことや日本の自然エネルギーの潜在能力の高さを示しながら「原発ゼロのハードルは高くない」と訴えた。

 約1時間の会見で小泉氏は、拳を振り上げながら脱原発の持論を展開した。

 特に目立ったのは、原発回帰に進む安倍政権への批判だ。今年9月に行われる予定の自民党総裁選について記者から質問を受けると「もう安倍政権で原発ゼロを進めていくのは難しい」と、バッサリ斬り捨てた。その後もヒートアップし、脱原発に転換しない安倍政権について「不思議でしょうがない」「恥ずかしくないのか」「原発を維持したいという勢力に蹂躙(じゅうりん)されている」と、まくし立てた。

 今年は、エネルギーに関する国の方針を定めた「エネルギー基本計画」の改定年に当たる。安倍首相は、14年の改訂で原発を「重要なベースロード電源」と位置づけ、今回の改訂でも原発政策は見直されることなくそのほとんどが引き継がれる見通した。

 小泉氏はこのことにも怒り心頭で、「政府自民党はけしからん」と批判。かつて日本の電力の約3割を原発が発電していた時には原発が50基稼働していたことを引き合いに出し、「(計画で定められている)20%の電源を原発でやっていこうと思ったら、原発を30基ぐらい必要なんだよ。できるわけがない」と訴えた。

 また、「総理が今、(原発を)進めているから仕方ないと思っている議員が多いだけで、総理が原発ゼロの方針を進めたらガラッと変わる」と、一刻も早い安倍首相の退陣を願っているとも思える発言も飛び出した。


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