大谷翔平、メジャーで「15勝15本塁打」も十分可能か? (1/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)
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大谷翔平、メジャーで「15勝15本塁打」も十分可能か?

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杉浦大介dot.

メジャーでも二刀流に挑戦する大谷(c)朝日新聞社

メジャーでも二刀流に挑戦する大谷(c)朝日新聞社

「日本のファンタジー・ベースボール(実際の成績を元にしたシミュレーションゲーム)は大谷翔平のスタッツをどう組み入れていたのかな? 投手、打者の両方の数字が加えられたのか?」

 12月上旬、馴染みの米国人記者からそんな質問メールが届いた。このようなメッセージからも、エンゼルスへの入団が決まった大谷への期待度とその特異性が伝わってくる。

 プロレベルで“二刀流”のプレーヤーに関わるのは、メジャーに携わってきた人々にとってもほとんど初めての経験になる。ファンタジー・プレーヤーとしてどう扱うのかもわからないくらいだから、現場の人間の起用法の興味深さと難しさが想像できるというものだ。

 一般的に投手としての大谷は即戦力とみるメジャー関係者が多いようではある。100マイル(約161キロ)以上の速球を投げる日本人右腕のツールの素晴らしさはご存じの通り。特に1年目は、大谷に馴染みの薄い相手打者は適応が容易ではないはずだ。

 また、今オフにエンゼルスは多くの補強を成し遂げ、野手の層が厚くなっているのも大きい。これまではメジャー最高の選手と呼ばれるマイク・トラウトばかりが目立ってきたが、今オフにイアン・キンズラー、ザック・コザートといった実績ある選手も加わった。さらにアルバート・プホルス、ジャスティン・アップトン、 アンドレルトン・シモンズといったベテランたちががんばれば、来季はかなりの援護が期待できる。

 また、打者としての大谷を考えても、ラインナップが分厚くなったことは好材料である。DH(指名打者)での出場時には注目されるだろうが、打線の中で相手投手からのマークが集中するわけではない。すべてがうまくいけば、投手として15勝近く、打者としても週2~3度DHで先発するとして、70戦程度のスタメン機会で15本塁打程度を記録することは十分可能ではないか。

 ただ、その一方で、渡米1年目から投手、打者の両方でメジャーに挑もうとすることに不安を抱く関係者の声も少なからず聞こえてくる。メジャー某チームのスカウトは、日本より格段に厳しいMLBのスケジュールを懸念材料として挙げていた。



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