「72時間ホンネテレビ」は大きな反響を呼んだ
「72時間ホンネテレビ」は大きな反響を呼んだ

 さまざまな騒動を経て、今年9月に所属事務所を退所した元SMAPのメンバーの稲垣吾郎(44)、草なぎ剛(43)、香取慎吾(40)。一時、今後の活動が危ぶまれていたが、今日に至るまで相変わらず話題を振りまいている。大みそかにはAbemaTVで3人司会による「裏紅白」放送の可能性があると報じられ、AbemaTVの藤田晋社長も「『何か』はやる」と公言しており、年末最後のビッグニュースになるかもしれない。

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「11月にAbemaTVで配信された『72時間ホンネテレビ』は、一般視聴者だけでなく業界に与えたインパクトもすごかった。視聴数はテレビの視聴率とは比較できないけれど、SNSでの話題になり方は、無視できないものでした。番組構成でも往年のSMAPの思い出をこれでもかと出していて、一連の騒動で傷ついたファンがすごく癒やされていましたよね。それをすべて見越していた、彼らの元マネージャーで、現事務所社長の手腕も見事だったと思います」(民放バラエティー制作スタッフ)

 二転三転した解散劇で暗い顔を見せていた本人たちも、いまは俄然、意欲的に活動をしている。香取は、必ず毎日インスタグラムの更新を欠かさず、ツイッターも始めており、「微妙にズレた使い方がおもしろい」という声もあがっている。彼らの活動は今のところ順調なように見える。

「まず彼らは、ファンクラブの有料会員だけで14万人ほどいて、それだけで年間数億円の収入になる。年末に向けてカレンダーなどのグッズも販売しているほか、『GQ MEN OF THE YEAR2017』で、『インスピレーション・オブ・ザ・イヤー賞』を受賞して表紙を飾った雑誌『GQ』(2018年1・2月合併号/コンデナストジャパン)が完売状態になりました。雑誌なのに重版が検討されているといいます。さらに、サントリー『オールフリー』の新CMにも出演が決定しています」(女性週刊誌の編集者)

 このCM出演は、実は異例な出来事だった、広告代理店の関係者は語る。

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