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教育勅語は本当に「今でも十分通じるものがある」のか?

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教育勅語の写し (c)朝日新聞社

教育勅語の写し (c)朝日新聞社

 政府は3月31日に教育勅語を教育現場で教材に使用することを認める閣議決定をした。1948年に勅語の排除・失効の確認を決議した国会を軽視した判断と言わざるを得ない。(解説/文教大学生涯学習センター講師・早川明夫)


【キーワード:大日本帝国憲法】
1889年、明治天皇が臣民に授けるという形で発布された憲法で、略して「帝国憲法」、または「明治憲法」とも呼ばれる。君主権の強いドイツ(プロイセン)の憲法を手本に伊藤博文らが中心となって起草。天皇主権で、天皇は軍隊を直接率いるなど強い権限をもっていた。

<教育勅語などをめぐる動き>
1889年/大日本帝国憲法の発布
1890年/明治天皇、教育勅語を発布
1945年/GHQ、国家神道の廃止を指令
1946年/教育勅語の読み上げ禁止
1947年/教育基本法の公布・施行
    日本国憲法の施行
1948年/国会で教育勅語の排除・失効確認
2000年/当時の森喜朗首相「日本の国は天皇を中心とする神の国」と発言
2006年/第1次安倍晋三政権が発足
    教育基本法改正。「国を愛する態度」を規定
2012年/第2次安倍政権が発足
2018年/4月から小学校で特別の教科「道徳」開始

※月刊ジュニアエラ 2017年5月号より


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