風光明媚なコパカバーナ海岸では、トライアスロン女子のレースが行われる。日本からは上田藍、五輪初出場の加藤友里恵、佐藤優香の3選手が出場。五輪3大会連続出場の上田は、今年5月の世界トライアスロンで3位表彰台に上がるなど調子を上げており、39位に終わった前回ロンドン五輪の雪辱に燃える。

 陸上のフィールド種目では、予選1回目で決勝進出を決めた、男子やり投げの新井涼平に期待がかかる。同種目では大混戦が予想されており、新井にもメダルの可能性は十分。もしメダルを取れば男女を通じて日本初。入賞でも1984年ロサンゼルス五輪の男子で吉田雅美が5位に入って以来、実に32年ぶりの快挙達成だ。

 日本はすでに敗退となっているが、サッカー男子、バスケットボール女子など人気競技もついに決勝戦。サッカー男子は地元ブラジルと強豪ドイツという注目の顔合わせとなった。決勝前にはホンジュラス対ナイジェリアの3位決定戦も行われる。バスケットボール女子は五輪6連覇がかかる女王米国と世界ランキング3位のスペインが激突。その前にはフランス対セルビアの3位決定戦が行われメダルが確定する。(文・高樹ミナ)