触られると嬉しいのは…。
触られると嬉しいのは…。

 沖縄はすでに梅雨明けし、“出会いの季節”はもう間近! 今年こそは彼氏彼女と一緒に楽しい夏の思い出を作りたいと思っている人も多いのではないでしょうか。

 そんな人たちの効率的な出会いの場として機能しているのは、やはり合コン。しかし、短い時間でどうやって気になる人をこちらに振り向かせるか、男女ともになかなか難しい問題です。

 合コンの必勝パターンも研究しているという『焼き肉屋で最初にタンを注文する女は合コンでモテる!』(朝日新聞出版)の著者、ディグラム・ラボの木原誠太郎氏に、統計と心理から導き出された合コンのテクニックを聞いてみました。

*     *     *

 ディグラム・ラボでは、人間の性格を27の「波形」と呼ばれるタイプに分類し、いろいろな調査データを解析しています。合コンの時に男性は、女性のどこに注目するのか。女性にボディタッチされるとうれしい体の部位、女性の言動や会話、行動、仕草など、男の性格によって“グッとくるポイント”が違うことがわかってきました。

 例えば、誠実だけど不器用、職人気質な頑固人間(波形:CPトップ型)に分類される男性は、そもそもボディタッチをされるのが嫌いです(「ボディタッチはされたくない=38.3%/全体平均=27.1%)。逆に、こだわりや厳しさがなく、いつでもうんうんと話を聞いてくれる人(NPトップ型)は、「ボディタッチされると嫌な部位はない」=39.9%(全体平均=28.8%)とどこを触られてもうれしいようです。

 論理的、合理的思考に優れ、明るく元気のあるワンマン経営者タイプ(ACボトム型)は、「ソファに座る時、下着が見えないようハンカチを置く」仕草にグッとくると28.1%(全体平均=10.9%)が答えています。また、「きちんとしゃべる前に、小さく咳払いする」にグッとくると20.6%が回答(全体平均=8.0%)。経営者を落としたければ、ちょっと奥ゆかしい女性を演出したほうが良いということでしょうか。

 そのほか、普段はしっかりしていて優しいが大事なところでミスをする詰めが甘い人(CPボトム型)は「いい匂いするね」などと女性から言われるとかなりグッとくると16.8%が回答(全体平均=4.9%)。楽天家タイプ(M型)は、「『コップが汗をかいてる』などと個性的な表現をする」女性にかなりグッとくる人が7.8%(全体平均=2.6%)、「宝くじが当たったらなどの現実でない夢の話で盛り上がることができる」にかなりグッとくる人が8.9%(全体平均=3.0%)と、性格によって女性に対する“グッとくるポイント”が違うということがわかります。

 合コンで気になる人を見つけたら、相手の“グッとくるポイント”を見極めて、ぜひ実践してみてください!

▼リンク
木原誠太郎のディグラム診断
http://digram-shindan.com/