あの『妖怪ウォッチ』も博多生まれ 福岡のコンテンツ企業が「強い」理由とは? (2/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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あの『妖怪ウォッチ』も博多生まれ 福岡のコンテンツ企業が「強い」理由とは?

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博多の夜は“横のつながり”を生み出す

博多の夜は“横のつながり”を生み出す


 9月3日、東京・代官山のT-SITE GARDENGALLERYで開催された、クリエイターの福岡移住をバックアップするプロジェクト「ぼくらの福岡クリエティブキャンプ」のキックオフイベントイベントでも、福岡のクリエイターがノミニケーションにより“絆”を強めていることが話題となった。「若者のアルコール離れ」、「ノミニケーションは古い」などと言われることもあるが福岡では事情が違うようだ。同イベントに参加した、コンテンツプランナーの眞鍋海里氏も「福岡の場合、社長クラスの偉い方も飲みの場に出てくるので、直接話ができるのがいい」と語る。

 また、地理的な利点も大きい。たとえば、福岡空港は市街地から近くにあり、市の中心からタクシーで20分ほど。また、乗り継ぎ便も含め世界各地へ向けた便が就航していることから、グローバル戦略を推進する企業にとっても有利な条件がそろっている。

 このほか、福岡市は国家戦略特区のひとつとして「グローバル創業・雇用創出特区(創業特区)」に指定されていることも見逃せない。イギリスの情報誌『モノクル』の「世界で最も住みやすい25の都市ランキング」で10位にランクインしているように、居住環境のよさも魅力のひとつだろう。市中心部の2LDK〜3DKの賃貸住宅でも家賃は10万円以下が多いので、起業家だけでなく勤め人にとっても大きなメリットといえる。

 福岡市人口の若者比率は19.2%(15〜29歳、平成22年 国勢調査)で、人口増加率(平成22年10月〜平成25年12月の増加率)とともに政令市トップ。今後、元気のいいデンタルコンテンツ企業を中心に、創業特区効果でスタートアップ企業が集まってくれば、産業と街の活性化がさらに図られることが予想される。

 地域再生が叫ばれる昨今。福岡市が“都市再生の星”としてモデルケースとなるのだろうか。


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