テレワークで部下にストレスを与える「残念な上司」の特徴 (1/4) 〈ダイヤモンド・オンライン〉|AERA dot. (アエラドット)

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テレワークで部下にストレスを与える「残念な上司」の特徴

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※写真はイメージです(GettyImages)

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 私はセミナー講師として、22年間で4万人のビジネスパーソンにコミュニケーションスキルを指導する中で、上司・部下それぞれの悩みを聞いてきた。

 新型コロナウイルスの影響でテレワーク導入企業が激増する前から、テレワーク環境下で、上司は「部下はどうしているのか」「仕事は進んでいるのか」と心配し、部下は「どのように上司に働きかければいいのか」「対面コミュニケーションなしの状況で報告や相談をどうすればよいのか」と、お互い戸惑っているという話を聞いていた。

●テレワークで部下とうまくコミュニケーションがとれない上司の特徴

 結論から言うと「業務連絡のみ」「レスポンスが遅い」という2つの条件がそろうと、テレワーク環境下では“バッドコミュニケーション上司”となる。これには理由がある。

 まず、なぜ「業務連絡のみ」ではダメなのか。ひとつには、テレワーク下では、部下が得られる情報量が減り、情報に対する渇望感が高まる点が挙げられる。「この状況はいつまで続くのか?」「会社はどうなっているのか?」、こういった情報がほしくなる。

 上司も「自分だってわからない」というのが正直なところだろうが、「今のところ会社から新しい指示は出ていない」ということも情報である。なにも発信しなければ、部下はそれさえわからない。業務連絡のみでは、部下の情報入手の欲求に応えられないのだ。

「業務連絡のみ」ではダメな理由は、もうひとつある。テレワーク状態の部下は、人間的な触れ合いを求める傾向があり、そのケアが必要ということ。上司からたまにメールが来たら、「○○の件はどうなってる?」「いつまでにできる?」としか書かれていない。それだと部下は「ドライ」「冷たい」と感じてしまう。対面コミュニケーションが減っている状況だと、なおさらそう感じるのである。

 次にレスポンス問題を考えてみよう。部下にとって「レスポンスが遅い」上司は、日常的にも困る存在だが、テレワーク環境下ではそれが際立つ。例えば上司の承認を得ないと進められない仕事があるとする。待たされる状況でも、職場にいて上司の様子を見ていれば「ああ、忙しいんだな。少しほかの仕事をしながら待とう」というように判断できるが、テレワーク環境下では、上司の様子が見えない中で「まだなのか」と待つしかない。


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