コラムニスト連載 - 朝日新聞出版|AERA dot. (アエラドット)

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Nissim Otmazgin

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Nissim Otmazgin(ニシム・オトマズキン)/国立ヘブライ大学教授、同大東アジア学科学科長。トルーマン研究所所長。1996年、東洋言語学院(東京都)にて言語文化学を学ぶ。2000年エルサレム・ヘブライ大にて政治学および東アジア地域学を修了。2007年京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科修了、博士号を取得。同年10月、アジア地域の社会文化に関する優秀な論文に送られる第6回井植記念「アジア太平洋研究賞」を受賞。12年エルサレム・ヘブライ大学学長賞を受賞。研究分野は「日本政治と外交関係」「アジアにおける日本の文化外交」など。京都をこよなく愛している。

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     イスラエル・エルサレムの新市街と旧市街をつなぐあたりに、白い立派なロシア正教の聖三位一体大聖堂(ホーリートリニティ大聖堂)があります。最近このあたりを歩いていると、巨大な複合施設が新しく建設されていることに気づきます。 2022年に完成予定の、イスラエルを代表する芸術とデザインの教育機関「ベツァレ...

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