第1050回 “なめウサギ”のグミとツンデレ夫

2013/11/07 12:46

 わが家の愛しいペット、グミ(雄、写真)。もうすぐ1歳のミニウサギです。
 ペットショップの前を通ったとき、毛づくろいをしている様子とフードを食べているときの表情・しぐさがあまりにも可愛くて、一目ぼれしました。
 何でもかじってしまうのが玉にきずで、夫も大学生の娘も私も、携帯電話の充電コードを二つずつ噛み切られ、ダメにされました。でも、とっても可愛らしいので、みんな怒れません。
 今ではすっかり懐いて、なでると腕をペロペロなめてくれます。抱っこするとヌーッと首を伸ばして顔までなめ回します。なめるのは愛情表現の一つらしいので、夫も娘も私もグミに気に入られたようです。
 ウサギ専用のペレットというフードのほか、ニンジン、小松菜、レタスなどが好物ですが、コーンフレークなども大好きです。朝、私がお皿にコーンフレークを入れる音に反応し、脚をチョンチョンつついて「ちょーだい!」と催促します。
 グミは夜行性で、昼間はだいたいボ~ッとしています。専業主婦の私としては、遊んでもらえなくてちょっとつまりません。
 夜7時ごろからだんだん跳ね回りだし、11時を過ぎるころから明け方が一番元気です。そのため、帰宅の遅い夫の格好の遊び相手になってくれています。
 実は、夫は最初ペットを飼うことを嫌がっていたのですが、グミが行く先々についてきて、手やら足やら顔やらなめるので、「どうだ、俺に一番懐いているだろう!!」と威張っています。
 ところがこの間、夫がグミをおなかの上で遊ばせていたらオシッコを漏らされ、「俺はもう懲りた」とすねてしまいました。
 でも、夫が出勤前や帰宅後にグミを思いっ切り抱き締めていることを、娘も私も知っています。

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