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胃痙攣にこりてダイエットに成功

文・中島かずき

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 以前、ここにも書きましたが、食べ過ぎて胃痙攣になった話をすると、みんな「自業自得」だと笑います。
 しかもみんな「牛丼の特盛りは、ない」と。
 女性ならともかく、30代、40代の男性でも「特盛りなんて普通食べないよ。あんたは学生か」と言われます。
 いやいや、吉野家の特盛りですよ。確かに松屋の特盛りは多すぎる。僕でも食べきれない。でも吉野家のは、そうでもない。むしろ肉はあのくらいないと食べた気はしないじゃないかと言っても、全く賛同を得られない。
 僕は今まで牛丼を食べる時は、だいたい特盛りだったので、その反応に驚かされました。だって並じゃ少ないでしょ、昼ご飯には。と、思うのですが、少数派のようです。
 ちなみに、僕は牛丼なら断然吉野家です。つゆが違うと思うのです。

 しかも、先日の人間ドックで、脂肪肝と言われました。
 肝臓に脂肪が溜まっていると言われたのは初めてでした。
 確かに、会社を辞めて半年以上。運動不足は否めません。
 最近はいろいろと原稿の〆切で忙しく、夜中に甘い物も結構食べてました。
 地震以降は、節電のために、暖房を入れずに寝袋に下半身を突っ込んで仕事をしています。
 確かに暖かいのですが、これ、今まで以上に下半身を動かさなくなる。いちいち寝袋から出るのがめんどくさくなるんですね。
 でも、気をつけないとずっと同じ体勢になりがち。エコノミー症候群ではなく寝袋症候群になりかねません。用心用心です。
 
 胃痙攣以降は、夜中のつまみ食いもやめています。
 今のような状況で病院に行くのもいやなので、胃の調子には慎重になっているのです。
 腹八分目ですませ、間食はしない。とにかくよく噛んで食べる。
 これを守っただけで、3kgやせました。
 自分でも驚きましたよ。
 それまでの自分は空腹恐怖症というところがあって、とにかくお腹がすくのが怖かった。
 学生時代に、歩いていて腹が減って動けなくなった時の経験から、それ以来どうも空腹に対しての恐怖感があったのでしょう。
 でも、胃痙攣以降、むしろ空腹の方が安心する。ちゃんと胃が消化活動している証拠ですからね。
 いったい今までどれだけ胃の中に入れてたんだって話ですよ。
 おかげでウエストも落ちて、今まではけなかったジーンズがはけるようになりました。
 
 今は、とにかく健康であること。
 それに気をつけたいと思っています。
 原発の事故もなかなか進展しないので、なんとなく気分が重くなります。
 こんな時だからこそ、体調をよくしておかないと、心の重さに負けてしまいそうですからね。


(更新 2011/4/ 7 )


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中島 かずき(なかしま・かずき)

 劇作家、脚本家。福岡県出身。1985年より劇団☆新感線の座付き作家に。「阿修羅城の瞳」「髑髏城の七人」などの物語性を重視したエンターテイメント時代活劇"いのうえ歌舞伎"を多く生み出す。「アテルイ」で第47回岸田國士戯曲賞受賞。コミック原作や、アニメ「天元突破グレンラガン」(07、09)脚本・シリーズ構成、「仮面ライダーフォーゼ」(11)メイン脚本など幅広く活躍。脚本を手がけた「真田十勇士」(演出:宮田慶子、主演:上川隆也)が8月から上演される

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