リゾ、今度はバック・バンドとともにラムシュタイン「Du Hast」をカバー
リゾ、今度はバック・バンドとともにラムシュタイン「Du Hast」をカバー

 約一週間前にドイツ・ハンブルグ公演で、ラムシュタインによる1997年のヒット曲「Du Hast」の一部をアカペラで披露したリゾが、現地時間2023年2月28日にベルリンのメルセデスベンツ・アリーナで、今度はバック・バンドとともにこのメタル・アンセムをカバーした。

 ライム・グリーンの衣装をまとったリゾは、バック・バンドとダンサーを従え、楽曲の中毒性のあるリフレンを歌い、観客に「一緒に歌って!」と促した。そして「みんな、クレイジーになる準備はできた?」と問うと、ギターのメロディに合わせてジャンプし、被っていたお揃いの色のキャプを取るとヘッドバンギングし、トワークも披露した。エネルギッシュなダンスを「愛してます、ベルリン」を意味する「Ich liebe dich Berlin」という言葉で締めくくると、パフォーマンスの模様を同じ言葉を添えて自身のインスタグラムに投稿した。

 この2度目の「Du Hast」のパフォーマンスの同週に彼女は、2023年の【英国アカデミー賞】(BAFTA)のオープニング・ナンバーで映画『ウェスト・サイド・ストーリー』で知られるアリアナ・デボーズが披露した見事なラップ・パフォーマンスをコンサートで一部再現し、肩を揺らしながら「Angela Bassett did the thing!」などとおどけていた。

 リゾによる【ザ・スペシャル・ツアー】の欧州公演は3月中旬まで続き、伊ミラノ、仏パリ、アイルランド・ダブリン、英ロンドンを訪れたあと米国に戻り、4月21日にテネシー州ノックスビルのThompson-Boling Arenaから北米公演の第2弾を行う予定だ。