クリスティーナ・アギレラ、「ビューティフル」新MVで楽曲の力強いメッセージを現代に伝える
クリスティーナ・アギレラ、「ビューティフル」新MVで楽曲の力強いメッセージを現代に伝える

 クリスティーナ・アギレラが、2ndアルバム『ストリップト』の発売20周年記念に、収録曲「ビューティフル」の新しいミュージック・ビデオを公開した。

 2022年10月19日に解禁された新MVでは、SNS上のネガティブなメッセージ、身体醜形症、整形手術、うつ病、自殺願望に悩む児童や10代の若者を描き、楽曲の力強いメッセージをそのまま2022年に伝えるものとなっている。クリスティーナの歌唱に乗せ、若い女性ダンサーたちが化粧をしながらリングライトをぼんやりと見つめており、他のティーンは携帯電話に夢中になっている。

 新MVにクリスティーナは出演していないが、彼女はこの曲の影響について、「“ビューティフル”の元のビデオは、批判に直面しても自覚と思いやりの感覚をもたらすことを目的としていました。この曲には、押し付けられるもの以外で自分の核となる価値観を思い出すという重要なメッセージが込められています……バランス感覚を見つけ、ありのままの自分を受け入れるために」と、Twitterで自身の考えを述べている。

 2002年11月にリード・シングル「ダーティー」に続くラジオ向け楽曲としてリリースされた「ビューティフル」は、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で2位を記録し、クリスティーナにとって同チャートのTOP3に入るキャリア6番目のヒットとなった。