【アカデミー賞】効果でノミネート曲のセールスが急増
【アカデミー賞】効果でノミネート曲のセールスが急増

 今年の【アカデミー賞】ノミネート作品が1月15日に発表されたが、この効果で歌曲賞にノミネートされた5曲の売り上げが102%急増したことが明らかになった。

 キング牧師の物語を描いた映画『セルマ(Selma)』からの、コモンとジョン・レジェンドが歌う「Glory」が一番のセールスを叩き出し、18日までの週間ダウンロード数は27,000を記録。前週から158%の増加となった。これはマーティン・ルーサー・キング・ジュニア・デーに重なったことや、映画が全国で公開されていることも功を奏したのだろう。同曲は1月31日付の米ビルボード“Hot R&B/Hip-Hopソングチャート”で25位に初登場。シングルチャート“Hot 100”では92位となった。

 また、グレン・キャンベル最後のレコーディング曲である「I'm Not Gonna Miss You」は211%増加。リタ・オラが歌う映画『Beyond the Lights』のダイアン・ウォーレン作「Grateful」は、1,000ユニットに届かなかったものの154%増のセールスを見せた。

 映画『はじまりのうた(Begin Again)』でアダム・レヴィーンが歌う、グレッグ・アレクサンダー&ダニエル・ブリズボワ作の「Lost Stars」は、5,000ダウンロードで17%アップ。『LEGO ムービー(The LEGO Movie)』の「Everything Is Awesome」(ティーガン&サラとロンリー・アイランド)は、26%増の4,000セールスとなった。