午前7時、オグデン・ユニオン・ステーションでウォーミングアップ中の「ビッグボーイ」。車体の大きさのあまり、動輪が小さく見えるが、実は1726ミリ。日本最大のC62形とほとんど変わらないばかりか、最高速度は時速100キロ超というから驚きである。手前の筋状の影は、実は見物の人影である■オリンパスOM-D E-M1 MarkII・12~100ミリF4・絞りf7.1・ISO800・AE・-0.7補正・JPEGスーパーファイン(撮影/櫻井寛)
白銀のロッキー山脈をバックに力走するUP4014号「ビッグボーイ」(先頭)。水槽車を挟んで2両目の蒸気機関車はUP844号「リビング・レジェンド」。さらに水槽車とDL「ビルディング・アメリカ」が連結され、その後にUPの客車が続く。線路と並行するインターステート84号は大渋滞となった。57年ぶりの復活とあっては致し方ない■オリンパスOM-DE-M1 M・12~100ミリF4・絞りf5.6・ISO200・AE・マイナス0.7補正・JPEGスーパーファイン(撮影/櫻井寛)
ビッグボーイの顔。煙室扉に「BigBoy」とあるが、デビュー当時、ロッキー山脈の一部をなす山脈名から「ワサッチ」と決まっていたのだが、この落書きによって「ビッグボーイ」に変更された(撮影/櫻井寛)