東北・上越新幹線の開業に伴って行われた昭和57年11月のダイヤ改正では、上野発の在来特急が大量に廃止された。改正前日、上野駅には別れを惜しむファンが押し寄せたが、そのようすを再現したカットだ。「俺もこの中にいたよ」。専門誌掲載後にそんな声が多数寄せられた(写真/金盛正樹)
モチーフは昭和40年代の上越線。24ミリのシフトレンズを用い、手前の列車全体にピントが合うよう、アオリ機能を生かしている(写真/金盛正樹)
新宿―大久保・新大久保間の山手線と総武・中央線が分離する辺りを再現している。時代は昭和50年代後半。24ミリ改造ピンホールレンズに1.4倍テレコンバーターをつけて撮影している(写真/金盛正樹)
脱線した車両を復旧させるための訓練シーン。しかしこのような訓練が実際にあるかは不明。想像を形にできるのも、模型写真のおもしろいところ(写真/金盛正樹)
夜行列車「ムーンライトえちご」が朝を迎えた。青色のセロハンをかけたライトと、オレンジ色のセロハンをかけたライトの光をミックスさせて、朝焼けを作り出している(写真/金盛正樹)
(写真左)雪景色を行く北海道のディーゼル特急「スーパーとかち」。車両のわきの雪の塊の質感に注目してほしい。雪は全て片栗粉である(写真右)有明海をバックに博多を目指す特急「有明」。エンボス状の表面を持つ透明ビニールシートに、空の青色を反射させて海を表現している(写真/金盛正樹)
秋の福知山線をイメージしたカット。実際にこのような風景があるかわからないが、かつてこの路線に乗ったときの印象から想像して作り出した(写真/金盛正樹)