ベトナム戦争の戦禍で右手と右足を失った少女。カントーの病院で撮影。父親は写真でみんなに伝えてほしいと、傷を見せた(1966年、石川文洋さん撮影)
米軍がカンボジア国境に近い村を攻撃した際に撮影したファン・チ・ソーさん。その後、石川さんはソーさんを探し当て、2025年にも会っている(1966年、石川文洋さん撮影)
沖縄県コザのバーに集まる米兵たち(1972年、石川文洋さん撮影)
センター通り会の「祖国復帰おめでとう」の幕(沖縄県コザ/1972年、石川文洋さん撮影)
石川文洋(いしかわ・ぶんよう) 1938年、沖縄県那覇市生まれ。65年にベトナムのサイゴン(現ホーチミン)に住み、フリーカメラマンとしてベトナム戦争を4年に渡り取材。帰国後の69年、朝日新聞社出版局のカメラマンとなり、84年に退社、再びフリーに。カンボジア、アフガニスタンなどの戦場、沖縄の基地問題など、様々な場所を取材してきた。著書に『戦場カメラマン』『報道カメラマン』(朝日文庫)、『アジアを歩く』(灰谷健次郎氏との共著・エイ文庫)、『フォト・ストーリー 沖縄の70年』(岩波新書)など多数。 (photo 大川恵実)
石川さんの取材ノート(photo 大川恵実)