「オイゲニア・プリマフェージの肖像」(1913/1914年):オイゲニア・プリマフェージは夫のオットーと共に、クリムトの重要な支援者だった。本作はオイゲニアへのクリスマスプレゼントとして制作され、クリムトは手紙のなかで、納期に間に合うように仕上げる難しさを嘆いている(豊田市美術館蔵)/稲垣吾郎(いながき・ごろう):1973年、東京都出身。映画「クソ野郎と美しき世界」(2018年)、「半世界」(19年)など、出演作多数。公開待機作に映画「ばるぼら」(19年予定)がある(撮影/山本倫子)