銀座というにぎわいに新たな文化の風格を 「GINZA SIX」の地下3階にある観世能楽堂は、バリアフリーや舞台の見やすさに配慮したゆるやかなスロープ、互い違いに置かれた座席など工夫が凝らされている。鏡板は松濤時代と同じものだ(撮影/加藤夏子)
4月30日に開催された「二十五世観世左近記念観世能楽堂 開場記念日賀寿能」で「道成寺」を舞う観世清和家元。華やかな装束を見るのも能を観る楽しみだ(写真:観世宗家提供)
「世阿弥の人間観の底流にはやさしさがあります」二十六世観世宗家・観世清和。能楽の世界はたびたび困難な時代を経てきたが、新たな発展の道を模索するために銀座への観世能楽堂移転を決断。今は新たな観客を開拓するために知恵を絞る(撮影/加藤夏子)
開場して最初の「翁」は、世阿弥『申楽談儀』にも書かれた重要文化財の翁面、徳川家康から拝領した蜀江錦の装束をつけて上演された(翁:観世清和、千歳:観世三郎太) (写真:観世宗家提供)