色んな習い事に連れて行って、ほかの国や場所にも連れて行き、うざがられるほど娘の行動を見るようにしました。もちろん子どもなので好きなものはどんどん変わりますが、やはり注意深く観察していると一定の好みの方向があるようなのです。
かなりのおせっかいに見えるでしょう。でも娘の学校の先生も全く同じやり方で一人一人をよく見てくれています。先生が伝えてくれるのは成績ではなく「こんなことに今日は打ち込んでいたよ」との報告です。
嫌なこともしないと能力は成長しないとも思いますが、私は本当に好きなことがあってそのために嫌なこともする方がいいのではないかと経験上思っています。従順さより主体性がより求められる時代になると思うからです。
幸か不幸か人生の目的を見つけるのに50年以上もかかったわけですが、逆に時間がかかった分、色んな苦悩を経させてもらった分、揺るぎない自信があります。
そのためなら「どアホの靴でも舐めまっせ」「土下座もしまっせ」と思っています。ただ、やりたいことをやっていると意外にそういう局面が来ないものです。