それに、家に行くとボイストレーニングとか英語の歌詞の発音練習とか努力の跡がいっぱいあります。本人は僕らにあまりそういうところをみせないし、僕らも音楽の部分には踏み込まないんだけど、きっと半端な努力じゃないんだろうなと思う。あの人、硬派ぶってるから自分で言わないんだけどね。
僕はアッコさんがおばあちゃんになったら、小さなライブハウスのピアノのそばでウイスキーでも飲みながら、赤いドレスとかを着てかっこよく歌っている姿が見たいなと思っています。リズム・アンド・ブルースの女王みたいな感じで……。と言っても、もうすぐ70歳ですよ。
アッコさん、もうそろそろお年ですし、もうちょっと落ち着いてもよろしいんじゃないでしょうか。飲み時間だけ短くしては……とか、思ったりもしております。
でも、やっぱり子分としてはずっと豪快な“和田アキ子”でいてほしい! それがボス和田アキ子ですから。