来年の9月16日をもって芸能界引退を発表している歌手・安室奈美恵の「NHK紅白歌合戦」への出場が、ついに発表された。
安室の「紅白」出場に関しては多くのメディアが“絶望的”と報じていたが、過去に当コラムでも言及したように、個人的にはかなり出場の可能性は高いと思っていた。
その根拠として挙げられるは、まずはNHKサイドによる“交渉継続中”という表現だ。
NHKは今年の「紅白」の目玉として安室の出場を願っていたが、出場の可能性が本当に絶望的なのであれば、視聴者に中途半端な期待を持たせるようなことはせず、別の見所をアピールする方向にシフトチェンジするはずだ。
多少なりとも出演交渉に手応えを感じていたからこその“交渉継続中”という説明だったわけだ。
さらに、11月23日に同局で放送された特集番組「安室奈美恵『告白』」の存在も出場の期待値を上げるに十分な要素だった。
一部では、「紅白」出場を辞退するかわりに同局の特番に出演したという報道もあったが、NHKサイドの立場にたてば「紅白」に出場しない歌手の特番をこの時期に放送するメリットはない。
まして年明けの再放送まで決定したとなれば、否が応でも出場の期待は高まる。