早稲田大学の広報はこう弁解する。
「急なことだったので、連絡が行き届かなかった部分もあります。また、第一報のメールに不具合があったことも承知しています。大学としてはメール以外にも、ホームページによる掲示やツイッターなどによる告知も行っていますので、できる周知はしたのではないでしょうか」
ただ、大学側のこの言い分について、同大学のある教員は首をかしげる。
「自分も第一報のメールが届きませんでした。メールというのは通知がくるメディアだからこそ緊急連絡の意味があります。自分からわざわざ毎日大学のホームページやツイッターを見る人なんていないわけですから」
結局、警察や警備会社、大学職員による点検が行われ「構内の安全が確認された」として正午ごろに4限から授業を再開することが発表された。だが、ある学生は「こんな短時間でどうやって全部確認したんでしょうかね……」と不思議がる。
「私大の雄」と言われる人気のマンモス大学ゆえに、万全の危機管理も求められる。
(河嶌太郎)
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