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今年6月、東名高速でワゴン車が大型トラックに追突されて夫婦2人が亡くなった事故。ワゴン車の進路を塞いで高速道路上に停車させ、追突事故を引き起こしたとして石橋和歩容疑者(25)が過失運転死傷などの疑いで逮捕された。普段から自分で車を運転するカンニング竹山さんは「殺人罪に値するんじゃないか」と疑問を投げかける。
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僕は免許を取ったのが遅くて、40歳のときだったんです。地方出身ですが、、芸人やるって18歳で東京に出てきて、親にお金を出してもらうわけにもいかなくなり、芸人として食っていけるようになってからは運転手を付けていたので、なかなか免許を取るタイミングも時間もなくて。あるとき1カ月ぐらいスケジュールが空いたので、自動車学校に通い始めました。仕事をやりくりしながら勉強するのが楽しかったですね。
そのときに思ったのは、道路交通法ってよく出来てるなってこと。いつ何を優先するべきかっていうルールがきちんと考えられていて、速度制限や車間距離をみんなが100%守れたら、事故も起きないんだろうなと思った。まあ、そんな運転したら後ろに渋滞ができて、クラクション鳴らされまくるのが現実でしょうけど。
今回の事故もそうですが、交通事故ではこういう解せない人間がよく出てきますよね。免許って、ある程度は勉強しないと取れないし、更新も適正審査もあるのに、何でああいう人間が出てくるんだろう……。国民全員が腹立つような嫌な事故だった。高速道路で煽るってことは死につながる可能性があるってわかるでしょう。僕は殺人罪に値するんじゃないかと思う。まだ捜査中なので、両者の間にどんなやり取りがあったのか詳しい背景はわかりませんが、何であんな男に免許を持たせているのかって思いますよね。前にも危険な運転をして警察沙汰になったことがあるらしいけど、そんな危険な人間を放置した警察とか交通課の責任もあると思う。