乙武洋匡(c)朝日新聞社
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 不倫騒動が発覚し、活動を自粛していた作家の乙武洋匡氏(40)が11月27日、同日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演した。

 乙武氏は今年3月に女性5人との不倫関係を週刊誌に報じられ、活動を自粛して表舞台から姿を消した。9月には夫人との離婚も発表した。

 乙武氏がテレビ番組にゲスト出演するのは約9カ月ぶり。ダウンタウン・松本人志をはじめ番組出演者が乙武氏の自宅に訪問して収録された。

 離婚の理由について尋ねられると、「(不倫について)妻は知っていたが、あれだけ大きな騒ぎになって、乙武洋匡の妻はこういうことになるんだという……覚悟していた部分はあったと思うんですが、想像以上の騒ぎになってしまって……」と説明した。

 子どもとの面会については、「あえてない……7カ月ぐらい。一生会わせないとか言われているわけじゃないんですが、まだちょっと……。まだ(マスコミに)張られているんですよ」と歯切れが悪かった。

 独身生活については、男性スタッフや母親に日常生活の介助をしてもらっているそうで、「収入がない。貯金も随分なくなちゃいました」と苦しい生活状況も吐露した。

 今後について尋ねられると、「自分が障害者であるということで下駄を履かせてもらっていた。こういうことをしでかして、クソミソに叩かれて、マイナスからスタートしてここからどこまでやれるのか。しっかりやり直していくしかない」と神妙な表情で語った。         

 番組の最後には、松本人志が「乙武さんは本当に必要な人だと僕は思うので、ぜひ、復活してほしいなという思いは強いです」とエールを送った。これに対して、乙武氏は「ありがとうございます……」と答えた。そそして、「本格的に復帰させていただる際は『ゲスの極み乙武』として頑張っていきたい」と出演者を笑わせた。